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くもつ

番外編です

銀座と石橋のお話です

「銀座。そっちは見つかったか」


「いいや。なーんにも」


銀座と石橋。2人の男はある家屋を漁っている。

失踪事件の手がかりを探すため、最初期の失踪者が出た家を探る。


「というか汚いねここ。ゴミ屋敷だし」


「娘が失踪してから両親が鬱になったらしい」


「その後自殺して家はこの有様」


沢山のゴミを掻き分けていると一枚の写真を見つける。


「おっ」


「何だ」


「この家の住人の写真。一応持ち帰ろうぜ〜」


「ああ」


その後も漁り続ける。だがこれといった手がかりは見つからない。


「.........ねぇねぇ、退屈だからなんか面白い話して」


「集中しろ」


石橋は鞄を見つける。中には飲みかけのペットボトルコーヒーや教科書、ノートが出てきた。

ノートには綺麗な字で根間と苗字が書かれていた。


「おっ、なんか見つけた?」


「おそらく失踪時落とした鞄だ。そのままの状態で残っている」


「へー、みしてみして。字綺麗だね」


1時間後、2人は切り上げ車に乗り込む。


「大したもんなかったなぁ」


「一旦戻るぞ」


しばらく車を走らせ大きなビルの前に止める。そして回収したものを抱えて銀座は一室に入る。


「戻りました。回収品はここに置いときますね」


「ああ、ありがとう」


白髪で白衣を着た男はパソコンを触りながら返事をする。


「大したものもなかったっすよ。というか朝から座りっぱなしなんですか?体壊しますよ?」


「娘を見つけられるなら、こんな老体いくらでも捧げよう」


銀座は部屋から出て行った。


「どうだった。重久さんは」


「変わりなく。というか怖いね。娘が消えて鬱になる奴もいれば元気になる奴もいる」


「あれを元気と言っていいのか」


「いいんじゃね?」


2人はまた車に乗り込み、ビルを後にした。

どうでしたか?

今回結構短いです

感想書いていってくれたら嬉しいです!

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