表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
伝説回帰~物語の連鎖  作者: 旅の語り部
暗黒のオーラが無くなった平和な世界
97/382

王都アナタリアに潜入

 アルカット神殿でパル達と戦ったカオス教の集団は教祖のいる王都アナタリアへ報告の為に向かっていた。使命を持った集団の行動は素早かった。通常かかる日数よりも少なく王都アナタリアに辿り着いた。戻って来た集団は王都アナタリアの城の中に入ると玉座の間でベリオレットにアルカット神殿であった事を全て話した。ベリオレットが幹部から伝えられた報告は望んでいた報告ではなかった。その報告を聞いたベリオレットは怒り狂いその場にあった物を床へと投げまくった。物が割れる音が響く中でもベリオレットは今起こっている出来事が信じられなかった。怒りが収まると次の対策を考える為に報告に来た人間を玉座の間から行くように指示をした。

 カオス教の集団と同じアルカット神殿にいたパルとツクレードは少し遅れてアルカット神殿から王都アナタリアに向けて長い道のりを急いでいた。パルとツクレードはカオス教の集団がかかった日数よりもかかって王都アナタリアに辿り着いた。王都アナタリアに辿り着いたパルとツクレードはリメリアとオルドラがまだ来ていない事を確認すると先に城の中に気づかれないように入る方法を探して王都アナタリアを駆け回った。パルとツクレードが王都アナタリア中を駆け回ってから二日後フェアリー族の長老に時を越える術を教えてもらう為にフェアリー族の里に行っていたオルドラとリメリアが王都アナタリアに辿り着いた。リメリア達と合流する二日間の間にパルとツクレードは城に入る方法を探しだしていた。あの城には今は使われていない地下水路があるらしいとの情報を手に入れて地下水路の入口を探しだしていた。パル達はカオス教の監視が付いていないかを確認しながら地下水路の入口に向けて歩きだした。歩きだしてからお互いが知った事実を伝えてカオス教の監視に注意しながら地下水路の入口に辿り着いた。地下水路の入口は周りから分かりにくくなっていて中は薄暗くジメジメしていた。パル達は周りに注意しながら地下水路の中に入っていった。水路には今も水が流れていて音が凄かった。水路を進んで行くと牢屋らしい鉄格子がある部屋が見えてきた。鉄格子のある部屋を見ながら歩いて行くとある鉄格子の部屋に亡骸があるのが見えた。その亡骸からはなぜかオーラがあるように見えて気になってその亡骸の前に行くと床に血で【なんであいつが王である私の代わりをしているのか!!】と書かれていた。その血文字に見たパル達はカオス教の教祖が王のフリをしている事をさらに確信した。パル達は地下水路を進み上に上がる階段をのぼって城の内部へと潜入した。

 カオス教の幹部は教祖のベリオレットの元に急いでいた。幹部は城の中に潜入したパル達にいち早く気づいていてベリオレットがいる謁見の間へと・・・・・・


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ