時を越える術の修行
カオス教の集団が倒れて行く事で戦いが終わった後、長老は予定通りリメリアとオルドラを連れて時を越える術の修行の場所へと二人を連れて行った。里から修行の場所へと向かって行く中リメリアとオルドラは少しずつ周りの雰囲気とは何かが違うと感じ始めていた。しばらく歩いて長老とリメリア達は時を越える術を修行する場所へと辿り着いた。その場所に一歩足を踏みいれるとそこは今までの場所の雰囲気とは全く違い神聖な空気が溢れ出ていた。長老はリメリアとオルドラに修行の準備に入るように促した。リメリアとオルドラは長老の顔を見ると先ほどまでの顔ではなく真剣な目をしてこちらを見ていて修行の過酷さが分かり修行に備える準備を念入りに整えた。準備が終わると本格的な修行が始まった。長老の指導は的確でリメリアとオルドラは時を越える術を覚える為にしっかりと長老の指導を聞き続けていた。修行は基礎の集中力を鍛える事から長い時間がかかったが後は術の詠唱を残すのみだけだった。長老が時を越える術の詠唱を始めるとそれに続いてリメリア達は術の詠唱を始めた。しばらくすると術の詠唱を完了して術の継承が終わった。術の修行が終わると少しだけ体力を回復させた後に長老にお礼を言ってフェアリー族の里を出て合流の場所王都アナタリアへと急いだ。