フェアリー族の里で起こる戦い
パル達と別れて時を越える術の事を聞きにフェアリー族の里へと向かっていた。ロストリアから貰った複製された書物にフェアリー族の里の場所が書かれていてその場所へと向かう為にエリザレス山脈へと目指していた。エリザレス山脈に辿り着くとそのままのぼり始めた。しばらく登り続けて山頂に辿り着くと山頂を越えてメイロー樹海への方へと下り始めた。メイロー樹海へと向かっているとある場所でオルドラが立ち止まった。リメリアは何事かと思っていたが何かあるのだろうとオルドラが動き出すまでその場で待った。しばらくするとオルドラが動き出すとリメリアも一緒に動き出してメイロー樹海の方へと再び下りて行った。メイロー樹海に入ったオルドラだったがあの時苦労した霧を何事も無かったように進みメイロー樹海を越えた後に西の方角へと進んだ。西へと進んで森を探していた。複製された書物にはその森の中に里が隠れているらしかった。リメリアとオルドラは何日もかかる道をゆっくりと進んでいってようやく森が見えてきた。リメリアとオルドラは森の中をくまなく探し続けてフェアリー族の里の入口を探し当てた。リメリアとオルドラは気づいていなかったがその後ろからフードを被ったカオス教の集団がついてきていた。
リメリアとオルドラはフェアリー族の里に入るとそこには人間の町とは少し雰囲気が違っていた。リメリアとオルドラはフェアリー族の里にいるフェアリー族のフェアリーに長老の家の場所を聞きながら歩いて長老の家へと向かった。長老の家に着くと家から長老らしき人物が現れた。リメリアとオルドラは長老らしい人物に話しかけた。長老はリメリアとオルドラに話しかけられて逆に話を聞かせてほしいと言われた。リメリアとオルドラは今までの話を長老にすると長老は察したのか時を越える術を教える事を承諾した。修行の場所に行こうとしたその時、フェアリー族の里に悲鳴が起こった。リメリアとオルドラはその悲鳴に振り返るとフードを被ったカオス教の集団が襲いかかってきた。襲いかかって来ているフードを被ったカオス教の集団をオルドラはすぐさま受け止めに行った。リメリアもすぐに補助魔法でオルドラの行動を助けていた。カオス教の集団とオルドラの戦いはリメリアの補助魔法の効果で拮抗していた。だが時間が過ぎて行くとそれまで頑張っていたオルドラに疲れが見えてきたのか押されだした。リメリアもこれまで以上に補助魔法でサポートするがそれさえも通用しなくなっていた。そんな時、押されだしたオルドラの様子を見ていたフェアリー族の長老は懐から何かを取り出した。長老の懐から出てきた物はオカリナでそのオカリナはフェアリー族に代々伝わっているオカリナだった。長老がそのオカリナを吹くとオカリナから出た音色は辺りに響き渡った。辺りに響き渡るその音色はやさしさに包まれるような音色だった。響き渡るその音色がフェアリー族の里にいたカオス教の集団の動きを止めていた。カオス教の集団が動きを止めていたその隙を疲れていたオルドラが力を振り絞ってカオス教の集団を次々と倒していった。