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伝説回帰~物語の連鎖  作者: 旅の語り部
世界を暗黒のオーラに包まれた世界
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ロストリアと魔王城の場所

 パル達はカルスの町から四日後に学術都市オシエーテに辿り着いた。パル達に見えたオシエーテの風景は都市の中央にものすごい大きな建物が見えた。その建物は都市の中央に象徴のように建っていたオスタリア図書館だった。パル達は魔王ゼルスと魔物達の情報を調べる為にオスタリア図書館に行く事にした。パル達は学術都市オシエーテの中をただまっすぐにオスタリア図書館へと足を進めた。進んで行くとオスタリア図書館がさらに大きくパル達の前に現れる。オスタリア図書館に辿り着くと図書館の扉を開けて中へと入っていった。図書館の中に入るとそこには図書館の人間以外見当たらなかった。魔王ゼルスの暗黒のオーラのせいなのか本を楽しむ余裕がないようだった。図書館の人間に魔物の情報を聞いてみたが何も知らない様子だった。魔物の情報が何もわからなくてパル達は困っていた。そんな時、一人の人間がパル達の後ろから話しかけてきて名前を名乗った。名前を名乗ったその人間の名前はロストリアと言ってロストリアは図書館の他の人間が知らなかった魔王城の場所を知っていると言うとパル達はロストリアに教えてくれと答えた。なぜロストリアが魔王城の場所を知っていたのかはわからなかったがロストリアから聞いた魔王城の場所は魔物の集団が逃げて行った方向と一致していた。その事が分かるとパル達はロストリアにお礼を言うとオスタリア図書館を出て魔王城に行く為に学術都市オシエーテを後にした。この時パル達はまだ詳しくは知らなかったがパル達の遠く後ろで怪しいフードを被った集団に監視されていた。

 パル達は学術都市オシエーテでロストリアから魔王城の場所を聞いて魔王城へと向かっていた。しばらく歩き続けてようやく魔王城へと辿り着いた。魔王城を間近で見たパル達は魔王ゼルスの暗黒のオーラの影響があるのか空は薄暗く魔王城があるその場所は気温が冷えているように感じていた。魔王城の門まで来たパル達が門を開けようとしたが魔王城の門は暗黒のオーラの影響で固く閉ざされていた。パルとツクレードとオルドラの三人は力いっぱい門を押してみた。だが門は一向に開く気配がなかった。何回も何回もだめだとわかっても門を押し続けていたそんな時、リメリアが足元に落ちていた紙切れに気が付きパル達に教えた。パルはリメリアが教えてきた紙切れを拾うとそこに書かれていたのは四桁の数字だった。さらに門の扉を詳しく調べて見たらいいパルへと書かれていた。パルは落ちていた紙切れに書かれていた自分の名前に一瞬びっくりしたがすぐに冷静さを取り戻し落ちていた紙切れに書かれていた門をじっくりと詳しく見てみると微かに四桁の数字を入れるところが見えた。パルはその微かに見えた四桁の数字をいれる所に落ちていた紙切れに書かれていた数字を入れてみるとそれまで動く事のなかった魔王城の門が大きい音を立てて勝手に動き始めた。パル達はあまりのことに驚きをかくせなかった。パルは『紙切れは一体誰が?』と頭の中をよぎって考えたがわからなかった。パル達は門が開いた魔王城の中へと進み始めた。パル達が拾った謎の紙切れは謎の四人組の懐から落ちたものだったがパル達はその事を知らなかった。

 パル達が魔王城に辿り着いたその頃、タリスタは四人組に魔王城の内部を案内しながら魔王ゼルスのいる場所へ案内していた。魔王ゼルスのいる場所に着くと魔王ゼルスはタリスタに四人組の事を聞いてきた。タリスタは入口での事をゼルスに話すと四人組の一人を近くに呼んだ。魔王ゼルスはタリスタが呼んだ人間の顔を見ると「パレット・・・・・・パレットに似ている」そう呟いた。近く呼んだ人間はこれまでの事を魔王ゼルスに話した。魔王ゼルスはその話を聞くと昔を懐かしんだ。それと同時にここにやって来るパル達の対応をしなければならなかった。魔王ゼルスはパル達の対応の為にすぐさま奥の部屋へと向かう事にした、四人組も魔王ゼルスの後について奥の部屋へと向かって行った。


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