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伝説回帰~物語の連鎖  作者: 旅の語り部
世界を暗黒のオーラに包まれた世界
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別動隊とパル達の再始動

 パル達とタリスタに扮したカオス教の集団が戦う少し前、そのカオス教の集団とは違うカオス教の別動隊がアルカット神殿からパル達の監視の為にカルスの町へと向かっていた。監視する為に向かっていた集団とは違う集団はタリスタの方に向かっていてタリスタを退けてからカルスの町へと向かう事になっていた。カオス教の別動隊はカルスの町の近くで待機をしていた。タリスタに扮したカオス教の集団がカルスの町を破壊していて煙があがっていた。その様子をカオス教の別動隊はパル達が来るのを待ちながら見ていた。そんな時、パル達がカルスの町から上がる煙に気づき町に現れた。カルスの町でタリスタに扮したカオス教の集団とパル達一行の戦いが始まろうとしていた。戦いが始まって長い間少し遠い場所で見ていたカオス教の別動隊はタリスタに扮していたカオス教の集団がその場を去ったのを見るとパル達の監視の任務に入っていった。パル達は何かあったのかしばらくカルスの町に留まるようなので監視を目的とした別動隊もカルスの町でしばらくパル達を監視することにした。

 カルスの町でパル達と戦ったカオス教の集団は魔王とその集団がやったように見せかける為に魔王城がある方向へと逃げて来た。タリスタに扮したカオス教の人間はパルとの戦いで傷を負っていた。その傷を治す為にある場所まで来ると隠れる事が出来る洞窟を探しながら進み始めた。しばらく進んでいると良さそうな洞窟を見つけて中に入りゆっくりと傷を治した。それから少し時が過ぎていてタリスタに扮した人間は「せっかくタリスタという奴の名を語りパル達を倒そうとしたのに・・・・・・」と呟いた。その洞窟は静かな時間が続いていたがその空気が一変するように突然魔物の動きが活発になった。ゆっくりしていたタリスタに扮した人間は魔物の動きが活発になっているその様子に何者かがいる事を察知して近づく何者かを金縛りにする術を発動させて動きを止めている間にタリスタに扮したカオス教の集団と魔物はその場所を去った。

 カルスの町でタリスタと戦ったパル達はパルが負った傷の回復の為にカルスの町にしばらく留まっていた。その間でもカルスの町を襲った魔物の集団の情報を一つでも多く集めていこうとしていた。しばらくするとカルスの町にいたパル達の元に魔物の集団の情報が入ってきた。パルとの戦いでタリスタと名乗っていた人間が魔王ゼルスの片腕と言われるぐらいの人間だという事がわかってパルはそれほどの人間だという事に驚いていた。魔物の集団は学術都市オシエーテの方向に逃げて行った事もわかった。その情報が分かった時にはパルの傷はもうすべて回復していた。パル達は学術都市オシエーテの方向に逃げた魔物の集団を追って旅を再開する事にしてカルスの町を出た。学術都市オシエーテにはオスタリア図書館という大きな図書館があって大きく栄えている都市でカルスの町から五日ほどかかる為にまず中間地点にあるオルタスの町へと向かう事にした。二日ほど歩いてオルタスの町へと辿り着いた。オルタスの町は学術都市の近くにあるので少しだけ栄えていた。オルタスの町で足りなくなった食糧などを買い足した。オルタスの町にいる間、パルは何かに見張られているような感覚になっていたがその何かはわからなかった。パル達は準備を整えてオルタスの町を出て学術都市オシエーテに向けて急ぐと予定より早く辿り着いた。


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