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伝説回帰~物語の連鎖  作者: 旅の語り部
世界を暗黒のオーラに包まれた世界
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カルスの戦い

 タリスタが逃げていったのを確認したカオス教の集団はタリスタに成りすまそうとしているカオス教の信者に操っている赤色の目をした魔物とともにカルスの町へと向かわせた。カルスの町に辿り着くと集団は町の破壊を始めていった。そこにあった建物はあっという間に壊れて人々は絶望の声をあげて彷徨っていた。魔物は容赦なく破壊して煙が上がった。

 パル達はエリザレス山脈を越えてカルスの町へと向かって歩いていた。少し歩いていると前方から煙がたくさん見えてきてその煙の方向はカルスの町のある方向だった。パル達はその煙を見て嫌な予感がしてカルスの町に向かうスピードをあげて急いだ。パル達がカルスの町に着くとそこは魔物の集団が町を破壊していて焼け野原になっていた。パル達はその光景を見て怒りを隠せずにすぐさま魔物に向かって突撃していた。怒りのあまりいきなり魔物の集団とパル達の戦闘が始まり激しく戦っていた。その激闘の中、魔物の集団の中から一人の人間が現れた。その人間はパルの前に来ると剣を振り下ろして攻撃をしてきた。パルはその攻撃を躱してその人間と対峙した。しばらくその人間と対峙しているとその人間は自分の名を名乗りだした。その人間はタリスタと名乗った。その人間との対峙はその後もしばらく続いて時間が過ぎていく。その人間が放つオーラにパルは動くに動けないかなりの実力者だった。その人間もパルの前で慎重に動かなかった。そんな状態が続く中でタリスタが動き始めた。タリスタが動き始めるとその動きに合わせてパルも動き始めた。何回かの斬撃の後、顔が近い距離でのにらみ合いが少しの時間続いた。その時間は静けさが空間を覆っていた。これまで戦っていた魔物の集団とパルの仲間達は戦うことすら忘れ見守る事しか出来なかった。そんな時タリスタが「まだ・・・・・・わけには・・・・・・」と小声で呟いたがその言葉の全てはわからなかった。パルは一瞬タリスタの集中が切れたタイミングでタリスタに一撃を与えた。タリスタも一撃を受けながらパルに一撃を与えた。お互いに傷を負い膠着しているとタリスタが後ろへと下がるとそのままその場を去っていった。パルは周りを見渡すと魔物の集団も消えていた。戦いが終わってパルの仲間達がパルに近寄ってきた。仲間達は傷を負ったパルの手当てをして治るまでしばらくカルスの町に滞在する事にした。


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