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伝説回帰~物語の連鎖  作者: 旅の語り部
世界を暗黒のオーラに包まれた世界
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それぞれの思惑

 タリスタは魔王ゼルスの命を受けて魔物を引き連れて魔王城からカルスの町へと急いでいた。すると前方から土煙が上がってきていた。その土煙が上がったと同時に魔物がこちらへと向かってきていた。タリスタはその光景に何故か違和感で足を止めてしまった。タリスタについていきた魔物以外は来るはずがないとそう思っていると向こうからきた魔物が近づいてくると魔物の目が赤色に変わっていた。その魔物の赤色の目を見てあの時のアルカット神殿の事を思い出す。「あの時の魔物の目だ!!」タリスタは向かって来る魔物に突撃をしていった。前にアルカット神殿で戦った時は歯が立たなかったが今回は少しましになっていて互角の戦いをしていた。『戦える!!』そう思った時、遠くから鋭く細い何かが飛んできた。タリスタは遠くから飛んできた鋭く細い何かをギリギリで避けた。魔物はタリスタが飛んできた何かを避けたその一瞬の隙を見逃さなかった。魔物はタリスタに攻撃を仕掛けてきた。鋭く細い何かを避けたその一瞬で互角だった戦いの風向きが変わってしまった。戦いはタリスタ達が防戦一方になっていった。タリスタは劣勢になったのに気づくと戦うのをやめてその場を立ち去った。

 カオス教がタリスタと戦っていたそのすぐ後、パル達はエリザレス山脈の入口の道から山脈を登っていこうとしていた。エリザレス山脈は高く道も険しい道でその道を一歩一歩歩いていった。パル達はしばらく歩き続けて山頂までもう少しの所までやってきた。山頂に近づくと空気は薄くなっていき歩くのが大変になっていった。パル達は山頂に辿り着くと少し休憩を取る事にした。山頂から見る景色はまさか世界が暗黒のオーラを持つ魔王ゼルスの力が強くなっている事を忘れてしまうぐらいすごかった。パル達は休憩を終わらすと来た道と反対側の麓への道を歩きだした。反対側の麓まで下りて来たパル達は近くにあるカルスの町へと歩き出していた。だがこの時すでにある出来事が起きていた。


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