表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
伝説回帰~物語の連鎖  作者: 旅の語り部
世界を暗黒のオーラに包まれた世界
76/383

洞窟にて

 パル達は町の近くにある山沿いの洞窟へと向かっていた。洞窟がある山沿いに近くなってくると人の気配すら無くなっていきその静けさが心細く感じてきた。しばらく歩き続けているといかにも怪しさがある洞窟を見つけた。パル達は魔物に気づかれないようにゆっくりと暗闇の洞窟の中へと入っていった。中に入っていくパル達が少し歩いていくと道が二つに分かれている場所が現れた。パル達は左右に分かれている道のどちらの方に魔物が行ったか分からないので右の道をパルとツクレードが行くことにして左の道をリメリアとオルドラが行くことにして二手に分かれて魔物を探しに行く事にした。

 パルとツクレードは右の道を進んで行った。長く続く道を進んで行くと微かに魔物の声が聞こえてきた。微かに聞こえてきた魔物の声を頼りにしてさらに進んで行くと魔物達がその場所に集まっていた。魔物達を詳しく観察しようと一歩一歩近づこうとしたその時、パルとツクレードの近くにあった石に足が当たり物音があがった。魔物達は石が当たったその音に気づきこちらの方に目を向けるとパルとツクレードに一斉に襲いかかってきた。

 一方その頃、オルドラとリメリアは左の道を進んでいた。左の道は複雑に分かれていてそれぞれの道を魔物がいるかどうかを確認しながら進んでいった。途中の道でコウモリが飛んでいてリメリアはびっくりして悲鳴をあげそうになっていた。オルドラとリメリアは道を進んで行くと開けた広い場所に出てきた。するとそこにはパルとツクレードが魔物と戦いを始めていた。その様子を見てパルとツクレードが戦っている所に走っていき参戦することにした。魔物はリメリアとオルドラに気づきこっちの方を見てきた。

 パルとツクレードは襲ってきた魔物に連携を取って一撃を与えようとした。だが赤い目の色をした魔物は強くパル達の連携の攻撃を躱してきた。攻撃を躱されたパル達は一度距離を取って魔物と対峙する事にした。しばらく魔物達と対峙しているともう一方の道を行っていたリメリアとオルドラがこっちに走ってきた。対峙していた魔物達は向かって来るリメリアとオルドラの方に意識がいって隙が少し生まれた。その隙をパルとツクレードを見逃さずにツクレードが剣で攻撃を仕掛けて魔物達を倒していった。その様子を遠くの場所から見ていた集団がいたがパル達はその集団に気づく事は無かった。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ