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命令を出す!!監視せよ!!
パル達が謁見の場所から出て行ってから少ししてその謁見の間には王のフリをしたベリオレットとカオス教の幹部が周りにも聞こえないような小さい声でやり取りをしていた。ベリオレットはついさっきまで謁見していたパルという人間の事が気になっていた。ベリオレットは「あのパルという人間をどこかで見たような感覚がして何処で見たのやら・・・・・・なぜかわからない何処で見たのか・・・・・・」とカオス教の幹部に言うと幹部は一言「どうしますか?」と答えてベリオレットの指示を待った。ベリオレットは少し考えた後に幹部に「厄介な事になるとあの計画の邪魔になる。監視して障害になるようだったら倒せ」言った。カオス教の幹部はその指示を聞いて実行する為に謁見の間を出ようと扉の方へと歩いて行った。その様子をベリオレットはしばらく見ていた。幹部が向かった扉には聞き耳を立てていた人間がいたがベリオレットとカオス教の幹部はその事を知らなかった。ベリオレットは幹部が謁見の間を出て行くと奥にある部屋へと入っていった。その頃魔王ゼルス達は・・・・・・