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伝説回帰~物語の連鎖  作者: 旅の語り部
ゼルスとカオス教
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残ったサタスンと神殿のさらに奥で

 ゼルスとタリスタを術で神殿の内部から脱出させたサタスンを魔物の集団が攻撃をしていた。サタスンは術の詠唱で体力が尽きてしまっていた。魔物はそんなサタスンに容赦なく攻撃をしていきサタスンは攻撃を喰らいすぎて倒れて意識を失ってしまった。意識を失って倒れたサタスンの目の前に魔物の集団の後ろから姿を消していたフードを被った集団が現れてサタスンを抱えた。サタスンはフードを被った集団に抱えられて祭壇の下に隠されていた階段から何処かへと運ばれていった。サタスンを運んだカオス教の集団は階段を降りてある場所に運び終わるとアルカット神殿を去って行った。

 カオス教の集団が去ってからしばらくたってからサタスンは意識を取り戻した。サタスンが運ばれた場所は部屋になっていてそこには人間の女性が閉じ込められていた。サタスンはその女性の顔を見てすぐさまパレットという名前を思い出した。パレットもサタスンの顔を見て思い出したようでパレットはサタスンにカオス教の教祖の特徴や時を越える術を使う事を語った。サタスンはパレットから聞いた事を一言も欠ける事なく紙に書いた。

 数日後、パレットは体調を崩して意識が無くなり始めていた。パレットはか細い声で「テール・・・・・・テール・・・・・・」と言っていた。サタスンはその言葉が何を意味しているのかわからなかった。パレットはそのまま息を引き取った。サタスンもそれからすぐにひきとった。


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