マール伝【二人の人間】
泉から出ると目の前に二人の人間がいた。二人の人間が、マールに名前を聞いてきた。マールは、自分の名前を言わずに名前を聞いてきた人間に苛立ち【まずそっちが名前を言え】と言い返した。するとその人間は、テールだと名前を名乗って来た。向こうが名前を名乗ったのでこちらも名前を名乗った。
その人間はテールという名前だった。向こうが名前を言ってきたのでマールも名前を言ってさっき泉の中に落ちて来たものがこの人間の物か聞いてみた。するとそうだと言ったので、落ちてきた物が何か聞くとおにぎりという食べ物であることを教えてくれた。マールは貰うよと言っておにぎりを食べた。人間は怒っていそうだったが、マールは貰ったお礼にオカリナをあげた。マールは食べ終わると泉の中に入ってフェアリー族の里に戻ろうとした。マールがフェアリー族の里に戻っていってもうすぐフェアリー族の里に着こうかという所でいつも聞いていた音色が聞こえてきた。あのオカリナの音色が耳に直接響いてきた。その音色がマールの耳に届くとオカリナの力によって引き寄せられてフェアリーのオカリナの場所まで瞬間に移動させられた。マールがオカリナの力によって移動した場所には先ほどの二人がいた。そして先ほどの二人と戦っている赤い目をしたオークもいた。マールは瞬時に状況を理解してオークとの戦いに参加することにした。オークがこっちに攻撃を仕掛けて来た。マールは、すばやくバリアを張った。オークの攻撃をそのバリアで受け止めていると後の二人がオークに攻撃をした。オークは、三人を相手にするのは不利だと思ったのかその場を逃げていった。