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マール伝【フェアリー族に伝わるオカリナ】
ひっそりとした森の中にフェアリー族という種族が集まって集落を作っていた。フェアリー族は人間との関りをまったく持っていなかった。人間はフェアリー族という存在だけは知っていたが詳しくは知られていなかった。そんなフェアリー族の里にマールというフェアリー族の少年がいた。マールは、突然に里の長老に呼び出された。マールは長老の呼び出しに応じて長老の家までやって来た。長老は、マールがやってくると中に招きいれてくれた。マールが長老の家に入ると長老はマールに何か渡してきた。マールは長老から受け取った物が何か見るとオカリナだった。マールがそのオカリナを不思議そうに見ていると長老が【そのオカリナはフェアリー族に伝わる大事なオカリナだぞ!!】と言った。マールは長老から貰ったオカリナを持って長老の家を出た。