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ツクレード伝【パルとの出会い】
呼ばれて謁見の間まで来るとそこには、一人の人間が来ていた。その人間を城のどこかで見た記憶があったと考えていると思い出した。牢屋に捕らえられていた人間だった。ツクレードは、なぜそんな人間が謁見の間の前にいるのか疑問に思って牢屋に捕らえられていた人間に聞いた。すると、その人間は、オルドラと名乗ってなぜこの場にいるのかはわからないと言っていた。オルドラと話していると後からもう一人やって来た。その人間はリメリアと名乗った。リメリアが来ると同時に謁見の間に入るように促された。二人と謁見の間に入るとそこには、王様と一人の人間がいた。王様からその玉座の間にいた人間の事を紹介された。その人間はパルという名前だった。どうやらパルという人間とあと二人で魔王を討伐する為の旅に出るようだ。ツクレードは、集まった人間と自己紹介をした後玉座の間を出た。