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ツクレード伝【有名になる為に】
王都アナタリアの近くの町で少年が日々有名になる為に剣の修行に明け暮れていた。その町はいろんな冒険者がやってくる。少年はやってくる冒険者に頼み込んで剣の修行をしてもらっていた。冒険者達に修行をつけてもらって強くなったと思って強がっていた。そんな考えを覆すような出来事が起こった。その日も冒険者を探していた少年は見つけた冒険者に修行をつけて貰おうと思い頼み込んだ。だがその冒険者は、少年の願いを断った。強くなったと思い込んでいる少年はその冒険者に戦いを挑んだ。少年は勝つだろうと思っていた。冒険者は少年の攻撃を受け流し少年が諦めるまで相手し続けた。少年はまったく勝てなかった。冒険者は、少年の動きを見て何かを感じ少年に修行をつけることにした。