ロストリアとメイトスのその後
メイトスの拠点からメイトスから貰った書物を持って去って行ったロストリアはロストリアが拠点にしていた場所に戻って独自にその書物の研究を重ねていた。それからその書物の研究をしていたロストリアの名前は世界中の学者の中で知られるようになっていき多くの学者が訪ねてくるようになっていった。ロストリアを訪ねてきた学者はロストリアと一緒になって研究をしようとしてロストリアの拠点を中心に学者達が町を作り出した。その町はさらに学者達が集まってくると研究の町として栄えていった。そしてロストリアの拠点だった場所には世界中から書物が集まり始めていた。いつしかその町は学術都市オシエーテという名前で呼ばれていった。学術都市オシエーテには世界中の書物を保管する為に場所が作られてその場所は図書館へと変わっていった。ロストリアと集まった学者達はその書物の保管庫である図書館でそれぞれの研究を進めていった。ロストリアはその図書館の地下にメイトスから教えて貰った高度な文明の技術で自分だけの部屋を作って貰った書物に書いてある出来事について研究を続けた。
フェアリー族の里で再建と時を越える術について調べていたメイトスは拠点へと向かっていた。拠点に戻ってくるとフェアリー族の里で分かった事を紙に記し始めた。そしてこの拠点で会ったロストリアに研究した事を報告に行こうとロストリアの元へと向かった。ロストリアの噂はフェアリー族の里にいたメイトスも聞いていてロストリアがいる学術都市オシエーテへと歩きだした。拠点から数日経ってメイトスは学術都市オシエーテに辿り着いた。辿り着くとそこにいた人間にロストリアの居場所を聞くと書物の保管庫になっている図書館にいると聞くとその場所へと向かった。図書館に辿り着くとそこにはあの時別れたロストリアがいた。ロストリアはメイトスの姿を見つけると図書館の自分の部屋へと招いた。ロストリアの部屋で久しぶりの再会を果たしたメイトスはロストリアが去ってから新たに分かった時を越える術やこの世界の未来の事を書き記した書物をロストリアに渡した。ロストリアはメイトスから書物を受け取った。そしてメイトスとロストリアはしばらく久しぶりに色々な話で盛り上がった話が終わるとメイトスは再び拠点へと戻った。
拠点に戻ったメイトスの元に一枚の手紙が届いた。メイトスは届いていた手紙を読むとそこには【お前達の見覚えのある場所で待つ】と書かれていた。メイトスは手紙に書かれていた内容からこの手紙は誰かが複数の人間に送りつけているのだと考えていた。そして見覚えのある場所が一体何処なのか?その場所も考えていると一つ見覚えのある場所があった。高度な文明があったあの場所を・・・・・・誰が手紙を送って来たのかはまだわからないがメイトスは高度な文明があった場所へと向かう事にした。