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伝説回帰~物語の連鎖  作者: 旅の語り部
ゼルスとカオス教
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新たな動きへと

 パレットを連れ出してメイロー樹海の洞窟に閉じこめたカオス教の集団はベリオレット達がいるカオス教の拠点へと戻ってきた。ベリオレット達は集団が帰ってくるのを今か今かと待っていた。だが帰って来た集団にパレットらしき人間がいない事に気が付いたベリオレットは帰って来た集団にその事について話を聞いた。帰って来た集団はパレットを拠点に連れて来たかったと言ったが連れての行動がかなり厳しいと判断してメイロー樹海の洞窟に閉じこめて結界を張って誰もその洞窟を発見出来ないようにしたと報告をした。ベリオレットはその話を聞いて一言「分かった」と言い集団にパレットの監視を注意深く何かあったら知らせるように言って自分の部屋に戻った。

 ゼルスは魔王城の自分の部屋のベッドで目が覚めた。パレットが連れて行かれた後、ゼルスは何かをするという気力は完全になくなって心の中がパレットを失った喪失感とパレットを連れて行った謎のフードを被った集団に対する憎しみが占めていた。そんな状態がその後二年も続いていた。そんな時魔王から次の魔王になる為の修行をするように言われてその教育係の人間を紹介された。紹介されてから五年間その教育係の修行を受ける事になった。ゼルスはその修行でパレットを失った喪失感を和らげはいいとそう思いながら修行を続けた。

 パレットをメイロー樹海の洞窟に閉じこめた集団が戻った後、ベリオレット達は密かにエリザレス山脈より北にある場所にカオス教の神殿を作る事を指示していた。カオス教の集団は神殿を作る予定の場所へと向かって行った。目的の場所に辿り着いた集団はベリオレットに貰っていた図面通りに作り始めた。神殿は何者かの侵入に備えて複雑に作られていて奥に行くと祭壇を置いた広い場所を作りあげた所でベリオレットから再び指示があった。広い場所の下に隠し部屋を作ってくれというものだった。カオス教の集団は祭壇のすぐ下に隠し部屋を作る為に階段を作りその後に隠し部屋を広く作った。神殿が完成してベリオレットに報告すると同時にこの場所にカオス教の人間を置いて周りから分からないようにした。


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