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タリスタ伝【見覚えのない場所】
光に包まれた後、タリスタは意識が薄くなっていくのを感じていた。光が消えてタリスタの意識がはっきりとしてきた時、タリスタは全く知らなく見覚えのない場所に倒れていた。タリスタが覚えているのは寂れかけていた古代文明の遺跡で光が当たっている場所にいた事は覚えていた。タリスタは訳がわからずその場から少し離れて近くに町がないか探そうと歩きだした。歩き続けてしばらくいくと何か見えてきた。さらに近くに行くとタリスタは驚いた。タリスタがみた物は今まで自分が見た光景とは全く違っていて建物が金属で覆われている建物が立ち並んでいた。