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六章【想定外の事】
パレットとベリオレットの尾行を撒いた謎の人間は、自分の拠点へと戻って来ていた。【まさかあの二人に気配を気づかれるとは・・・・・・まだその時ではない・・・・・・あの時までは】そう呟いた謎の人間は、ゆっくりしようとしたその時、謎の人間が尾行を撒こうとしているのを助けた人間達が戻って来た。助けた人間が戻ってきて目的の時まで何事も起こらないと思っていたその時、ある人間が懐に入れていた鏡が無いことに気づく。集団はその事を知ると慌て出した。あれがないと目的が達成できないと・・・・・・集団は魔法の鏡を探す為に他の人間達に見つからないように動き出した。