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六章【落としていった物】
現れた怪しい集団は、パレット達に攻撃を仕掛けてきた。その攻撃をパレット達は受け流しながらこの怪しい集団の情報を掴もうと手加減をしていた。だが怪しい集団は、その油断を突いてきた。怪しい集団に手加減をしていたパレット達は、少しずつ本気を出し始めた。実は怪しい集団も実力を抑えていたのかパレット達が本気で攻撃をしていたが余裕の表情で攻撃を受け流していた。お互いの攻撃がしばらく続いた後に何かの合図なのかその場所に音が鳴り響いた。その音を聞いた怪しい集団は戦いをやめ引いて行った。集団が引いていく時集団の一人から何かが落ちて行った。集団はその事に気づくことはなく姿を消した。パレットは、集団に一人が落とした物を拾いに行った。ベリオレットはパレットの後についていった。パレットは、拾った物を見ると鏡のようなものだった。だがパレットにはそれが一体どういう物なのかわからなかった。後から来たベリオレットは、パレットが持っていた鏡のようなものを見て驚いた。