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五章エンディング【音色の雨】
マールが吹いたフェアリー族のオカリナが里全体に鳴り響いた。そのオカリナの音色は、メイトスには聞こえなかった。そのオカリナの音色は操られていたフェアリー族の人間には聞こえていてその人間達は、苦しみ出した。フェアリー族を操っている何かとオカリナの音色が戦っていた。しばらくマールとメイトスはその様子を見守る事しかできなかった。操られたフェアリー族の人間が音色の音と操っている何かの戦いは、さらに悲鳴を上げさせた。そして悲鳴を上げた後、意識を失った。フェアリー族の人間が意識失ってから少し時間が経った後、操られたフェアリー族の人間は意識を取り戻して今の状況が分からない様子で何があったかをマールに聞いてきた。操られていたフェアリー族の人間は、マールが話す出来事に操られていた時間の出来事を理解する事が出来た。マールは、この場に残りフェアリー族の里を再建しようとした。メイトスもしばらくこの場に残りマールを助けた。