277/384
五章【因縁】
テールが振りかざした剣はカオス教の教祖のすぐ上で止まっていた。そこにいた人間は、その行動に驚いていた。本来ならばここでカオス教の教祖を倒す流れになっていたはずだったからだ。仮想教の教祖は、目を開けて剣が自分の真上で止まっている様子を見て【なぜだ】と呟いた。その場にいた人間が思っている事を教祖は呟いていた。するとテールが【ここで倒してもまた同じことの繰り返しになるだけだ】と言った。ジュカイドは、カオス教の教祖の剣を取り上げた。テールは、カオス教の教祖に話を聞くと教祖は名前を名乗ってきた。教祖の名はベリオレットと言ってベリオレットの話は、パレットの一族との因縁の話だった。テール達はベリオレットの話を聞いて因縁を止める為ベリオレットに一つ提案をした。一緒にさらに過去に行って因縁を止めようと・・・・・・ベリオレットはわかったと言った。