267/383

五章【新しい術】

パレットとトクリットが距離を取ってしばらく時間が経った。周りを見るとテールとカオス教の人間が激しく戦っていてカオス教の人間が押していた。そんな中さらに攻撃を仕掛けていた時なぜか後ずさりをした。パレットは、トクリットと対峙しながらその光景に違和感を覚えていた。一瞬目を離したその時今まで距離を取っていたトクリットがまた術を放ってきた。パレットは、その事に気づき攻撃を躱した。パレットは、マリルとの修行を経て新しい術を編み出していた。パレットはその術の詠唱に入った。パレットが術の詠唱をしている間もトクリットは術を放ち続けていた。パレットは術の詠唱をしながらもトクリットの術を躱し続けた。術を躱し続けていたパレットは術の詠唱が終わると術を放った。パレットの術はトクリットに当たった。トクリットはパレットの術をもろに当たって動く事が出来なくなっていた。パレットは、動けなくなったトクリットに軽く当て身をしてトクリットは意識を失った。