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五章【テールVSメグリアット】
テールは、目の前にいる相手に攻撃を仕掛けた。カオス教の人間は、テールの攻撃をギリギリの所で躱し涼しい顔をして立っていた。何事もなかったかのように立つ人間にテールは、再び攻撃を仕掛けた。相手は、その攻撃も躱しながらメグリアットと名前を名乗ってきた。余裕な顔を崩さないメグリアットにいら立ちを隠せないテールは、攻撃が単調になってしまった。テールの攻撃は空を切り全くあたらなかった。冷静さを失ったテールは、メグリアットの攻撃を受けてしまった。メグリアットの攻撃は重くテールの体は少し後ろに押されていった。冷静さを失っていたテールにある出来事が起こった。