五章【オーラの違う四人】
テール達は、カオス教の拠点に繋がる秘密の通路がある場所へとやってきた。その場所は、要塞化しているカオス教の拠点よりは見張りが二人しか見渡らず警戒が薄かった。テール達は、警戒の薄さを見てそのまま見張りに突撃していった。見張りは、迫ってくるテール達に驚きながらも攻撃態勢を整えた。テール達は、そのまま突入できると思っていた。だが騒ぎを聞いてカオス教の拠点から大勢のカオス教の集団が出てきた。見張りの人間は、拠点から出てきた味方に力を貰ったのかパル達との戦いに力を入れた。テール達は、後から来た拠点の人間にもものともせず戦っていった。テール達と拠点の集団とは人数差がありながらも互角の戦いをしていた。カオス教の拠点の人間はなかなかの実力を持っていた。だが集落で修行していたテール達は、その拠点の人間達を倒していった。戦っている人間が少なくなっていきテール達は、拠点の入口に着こうかとしているとさらに拠点の中から一人の人間が現れた。現れた人間は今までの人間とは明らかに違うオーラを放っていた。一人かと思っていたテール達は、続々と拠点から三人のオーラの凄い人間が現れた。テール達は、その人間達に歩みを止められた。そして出てきた人間との戦いが始まろうとしていた。