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五章【運命の転換点】
ようやく魔王城にフードを被った集団が現れた。テール達は、待ち続けていた集団がやってくるとテール達もそのフードを被った集団の後を気づかれずに追った。新たな運命の歯車が回り始めていた。その集団は迷うことなく魔王城に入っていった。テール達の緊張は最大限に高まっていた。集団が入って行った魔王城は、集団が進んで行った痕跡が残っていた。その集団が残した痕跡を追ってゼルスを探していった。集団は勢いよくゼルスの元に進んでいた。テール達は急いで進んで行くと奥の部屋で集団を見つけた。テール達は集団に向かっていった。その集団の一人がこの世界線のパレットを捕まえていた。ゼルスは抵抗している所だった。間に合ったとテール達は思って集団が去ろうとしている前に立ちはだかった。