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四章【熟練された術】
マールはメイトスから教わった術を完成させた後、教わった術を完璧にする為にメイトスと修行を続けていた。メイトスとの修行も高度でさらに激しくなっていて術の詠唱スピードと正確さは向上していた。メイトスの術の詠唱スピードはさらに上がっていったが、マールも術の詠唱スピードも格段に上がっていて時間が経つにつれてマールの方が速くなっていた。完成した術をメイトスに向けて放つとメイトスは疲れが来たのかまともに術を受けてしまった。マールは慌てて術の詠唱をやめてメイトスに近づいた。メイトスはマールの術を受けて苦しそうにしていた。マールはメイトスに声を掛けた。メイトスは大丈夫だというと修行は終わった。マールは修行が終わると修行していた部屋を出て元の場所へと戻った。戻った場所にパレットがいたが長老達と部屋に入ったテールとジュカイドが戻ってきていなかった。