四章【メリエルの本気】
修行の準備が整ってメリエルとの修行が始まった。メリエルはまず基礎能力の向上させる修行から始めてきた。剣の能力は最大限に上げられたがテールは剣を扱う能力はまだそんなにすごい技術はなかった。メリエルはテールの基礎能力をあげる為に数日かけた。そしてテールの基礎能力はあがりようやく実践形式の修行に入れるぐらいになった。メリエルは本気の実力を出す時がやってきたと喜んでいた。メリエルは持っているオーラを全開放した。メリエルのそのオーラは周りに衝撃波を作り出していた。テールはそのオーラに一瞬ひるんだが修行の態勢を整えた。メリエルは、修行が始まると素早くテールに攻撃をしてきた。テールはこれまでの基礎能力の向上とパレットによる能力の引き出しによってメリエルの攻撃を躱していった。メリエルの攻撃はさらに続いた。テールは攻撃に転じ剣と剣が交わる事が何回も行われてその剣が交わる音は凄まじい音が響いていた。テールは互角に戦えていると思っていたがその思いはすぐに間違いだと気づかされた。メリエルは、今までよりもさらに速い動きで攻撃をしてきた。まるでテールの実力に合わせているかのように実力をあげてきた。テールもその動きに少しずつ少しずつ合わせていった。