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四章【メイトスとの対峙】
マールは現れた部屋に入っていった。部屋に入るとテールに聞いた風貌をしている人間が立っていた。マールは現れた人間がメイトスだろうと思っていたが確信はまだなかった。そこにいた人間はこっちに向かってきた。マールは一瞬身構えた。向かってきた人間はマールの前で立ち止まり【久しぶりだな】と言った。マールはその人間に会ったことはなかった為驚いた。その人間は、メイトスと名乗った。やはりメイトスだった。マールは、メイトスは【久しぶりの】の発言の真意を聞いた。だが答えてはくれなかった。言葉の意味に少しモヤモヤとしたがメイトスはマールに修行をつけるといって準備を始めた。