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四章【結界を破る力】
メイトスとの戦いが終わった。メイトスは約束通り剣の力を最大限発揮できる準備を始めていった。テールはメイトスがしているその準備をただひたすら見守っていた。メイトスが儀式を始めると今までそこに見えていなかった人影が三つ見えてきた。メイトスは見えてきた人影に話し始めて三人もメイトスが始めた儀式を手伝い始めた。儀式は長い時間かかっていた。三人の内一人が詠唱を始めた。すると剣の魔力が増大し始めた。メイトスは詠唱していた人間に【マリル頑張れ】と声をかけた。マリルは詠唱を続け剣に秘めた魔力を最大限に引き上げていた。マリルのおかげで剣の魔力は最大限に引き上げられた。そこに三人中の一人が気を練っていた力を剣に埋め込んだ。その気を練っていた人間にメイトスはメリエルと言っていた。最後の一人がある事をすると剣は光輝きメイトスが仕上げを施した。メイトス達の儀式によって剣の力が最大限に引き上げられた。メイトスはテールにこの剣には結界を破る力が備わったと教えてくれた。メイトスはさらにある話をし始めた。