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四章【謎の鏡】
フードを被った集団がフレイルに渡した物はメンタレス鉱山で採った砥石だけではなかった。謎の集団は、謎の鏡も一緒にフレイルに渡していた。フレイルは、その謎の鏡を見て驚き不安に陥っていた。フレイルはフードを被った集団に鏡の事を聞いたがフードを被った集団は詳しい事を知らなかった。フードを被った集団が渡した鏡はなぜか古びていて輝きを失っていた。フードを被った集団は、フレイルの持つ術でその鏡の輝きを取り戻させることを依頼した。フレイルは不本意ではあったが仕方なく古びた鏡の輝きを取り戻す術を開始した。フレイルの術の作業は幾日にも続いた。フードを被った集団は終わるのを待っていた。フレイルの作業が終わるとフードを被った集団は輝きを取り戻した鏡を持ってその場を立ち去った。