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四章【貴重な砥石】
魔物を倒したテール達は、魔物が倒れているその奥の方へ進んだ。そこには輝きを放っていた鉱石がたくさん埋まっていた。テール達は、その鉱石の輝きにしばらくの間見とれていた。テール達はその鉱石の一つを手に取ってみた。その鉱石が古びた剣の近くに近づくとさらに輝きを増していって古びた剣も少しだけ輝きが増したように見えたが、テール達はまだ気づいていなかった。テール達は、その鉱石を持てるだけ持ってその場所から鉱山の外まで戻っていった。テール達が鉱山を出てコルタスの町へと戻っていった後、鉱山に現れたある集団の影があった。その集団が鉱山である事をしていたことはまだ知らない。