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伝説回帰~物語の連鎖  作者: 旅の語り部
文明が滅びた後に現れるカオス教という集団
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メイトスの旅立ち

 外の世界へと旅立った人間が集落を去った後もメイトスは長い年月経っても集落で過ごしていた。集落は自分達の中で生活できるまでになってきていた。集落はメイトスがいなくなったとしても機能するまでになっていてその頃になってようやくメイトスの心の中で先に外の世界に行った人間達の事をうらやましく感じる事が多くなっていた。メイトスは集落の事を他の人間に任せて外の世界へと旅立とう決心した。メイトスはそう決心すると集落を出て行き先を決めずに文明が滅亡した後の世界を見て回った。

 文明の滅亡後の世界を見て回っていたメイトスは集落とは別に拠点になる場所を探し始めていた。メイトスは歩きに歩き続けてある場所を拠点として生活を始めた。特殊な能力があったメイトスはその場所になぜか高度な文明の気配を感じていて近くに怪しげな遺跡があった。少しだけ興味を惹かれていたが気にしないフリをして生活をしていたがある日どうしても気になってメイトスはその不思議な怪しげな遺跡のある場所に立ち入った。その怪しげな遺跡の中は高度な文明の要素が全くなかったが何故かこの怪しげな遺跡に高度な文明の気配が溢れていた。疑問に思いながらも奥へと進んで行くといつの間にかメイトスを不思議な光が包んでいた。メイトスを包む不思議な光はさらに姿を隠すように強く輝いていた。メイトスの姿が見えなくなってメイトスの目の前が真っ暗になって意識が無くなっていった。メイトスの意識が鮮明になって来た時、そこにはメイトスが見た事の無い場所に辿り着いていた。怪しい遺跡にいたはずが遺跡ではない建物の中にメイトスはいた。メイトスはしばらくその建物の中を探索しているとある部屋の前に辿り着いた。中に入るとその部屋に誰もいなかったがメイトスが部屋に入ってしばらくすると部屋の外からこの部屋に向けて足音が近づいてきた。メイトスはその足音に気づかれないようにその部屋の隅に隠れた。

 メイトスは部屋の隅に隠れていると部屋に足音の人間なのか誰かが入ってきた。その入ってきた人間からはとてつもない悪意のオーラが溢れていた。そのとてつもない悪意のオーラは姿を見てなくてもわかるくらいで少し興味を持ったメイトスはその人間の顔を見ようとしたがフードで顔を隠されていて見えなかった。しばらく隠れて様子を見ているとその悪意のオーラを放つ人間がいる部屋の扉が開いて四人組がその部屋に新たに入ってきた。新たに入ってきた四人組とその前に入ってきた人間は言い争いを始めそして戦いになっていった。メイトスは部屋の隅に隠れながらもその内容を持っていた紙に書き記し始めた。しばらく経ってお互いの争いが終わったのか静かになると四人組はその場所を去って行った。メイトスは四人組が去った後その部屋の隅から出てその部屋を調べ始めた。その部屋には溢れていた悪意のオーラは消えてその場で倒れている人間がいたので調べる事にした。その人間を調べているとその人間の懐から一枚の紙を見つけた。メイトスはその一枚の紙に書かれている内容を読もうとしたがまた足音が聞こえてきた。メイトスはその一枚の紙を持ったまままた隠れて様子を見ていると部屋に大人数の人間が入ってきた。大人数が入って何かを話していたがそれも時間が経つとその人間達もその場を去った。その人間達が去った後に再度倒れていた人間に近づこうと試みるがその前にメイトスを光が包んで行った。


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