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四章【魔王城へ】
テール達は、魔王城へと急いでいた。タリスタにこの事を伝えなければいけない。その一心で歩いていってしばらくすると魔王城がかすかに見えてきた。ようやく来た・・・・・・さらに急いで魔王城に着いた。魔王城の入口で見張りに止められてしまった。しばらく見張りとのやり取りが続いた。殴り会いになりかけたところで、ある人物がやってきてテールの顔を見て驚いていた。やってきた人物は、タリスタだった。タリスタは、さらに近づいてテールの顔を見て、【パレット様に似ている】と言って警戒態勢中の魔王城の中へとテール達を案内した。魔王城に入るときテールの懐から一枚の紙が落ちていた。テール達はそのことに気づかなかった。