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伝説回帰~物語の連鎖  作者: 旅の語り部
運命は動き出す
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四章【不思議な書物と遺跡】

 パル達は、時を越える術を使う為にリメリアとオルドラが知っている集落の道を進んでいた。リメリアとオルドラの案内でその集落へと進んでいると、エリザレス山脈までやって来てその山道を登っていた。すると今までは気づかなかった細い道を見つけた。パル達は、その見つけた細い道を進んで行くと小さな小屋を見つけて驚いた。パル達は、見つけた小さい小屋へと近づき誰かいないかと小屋のドアを叩いた。だが中から返事が聞こえる事はなかった。そして帰ろうとした時に小屋のドアが突然開いたが、そこには誰もいなかった。突然開いた小屋のドアをもう一度調べに戻って開いた小屋の中へと入っていった。中に入るとそこには書物が置かれていた。おかれていた書物から不思議なものを感じ取ったパル達は、その書物を一つ一つ手に取ってみると一つ気になる書物を見つけた。気になった書物の名前は【平行世界という世界】だった。パル達は、その書物の中身を恐る恐る読んでみると平行世界という世界について書かれていた。パル達は訳が分からなかった。そしてその事を気にしながらもさらに部屋の中を探した後その小屋を出てエリザレス山脈を越えて集落へと向けて歩きだした。集落へと向かって歩きだしたパル達は色々あったアルカット神殿を通り過ぎてひたすら集落へと歩き続けるとその集落のある場所に辿り着いた。その場所でしばらく待っていると突然何者かが現れて周りを囲んでいた。パル達はその集団に全く気付かなかった。現れた集団とパル達はその場で対峙したが、オルドラとリメリアが「集落の人間か?」と現れた集団に問いかけると集団は「そうだ」と一言返してきた。オルドラは「集落に連れて行ってくれ」と言うとその集団は「俺たちの後についてこい」と言ってそのまま歩きだした。集団について歩き続けているとようやく集落に辿り着いた。集落に着いたパル達は、集団の後をさらについて行くと長老の家へと案内された。集団の一人に長老の家に入るように促されて長老の家の中に入った。中に入ると長老が現れて挨拶をされた。パル達は、長老に時を越える術が使えないか?と問いかけると、長老から話を聞かれた。パル達は、なぜ時を越える術を使わないといけないかを丁寧に説明すると長老は集落でも時を越える術が使えにくくなっていると答えた。しばらく時間がかかると言って時を越える術を使えるまで少しこちらの依頼を受けてほしいと言ってきた。パル達は、長老の依頼を受ける事にした。長老がパル達に頼んだ依頼は、ここから少し遠い所にある遺跡の調査をしてきてほしいというものだった。パル達は、その遺跡の場所を確認して集落を出て遺跡へと向かって歩きだした。

 遺跡の場所は、集落よりさらに遠くの場所だったが、数日かけて辿り着いた。その遺跡は、誰が作ったのか分からないがかなり昔である事はわかるものだった。パル達はその遺跡の中へと入ると何か不思議な感覚を感じていた。さらに奥へ進むと光が差し込んでいる場所があってパル達はその場所に立つと光が包み込んでいった。光が消えた後パル達の姿はなかった。


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