表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
伝説回帰~物語の連鎖  作者: 旅の語り部
運命は動き出す
142/383

三章【オスタリア図書館の最深部】

 テール達が学術都市オシエーテに着いた時には辺りは暗くなり始めていて、オシエーテの大きい建物の灯りが見渡す限り続いて灯っていた。建物が灯す灯りなのかそれとも違う何か?都市の入口から見える風景の中にオーラを放っている建物があった。その建物はこの学術都市オシエーテで一番大きいオスタリア図書館だった。オスタリア図書館を見ていたがさらに辺りは暗くなっていた為に今日はいったん宿屋に泊まって明日の朝にオスタリア図書館に行ってアースの場所を調べる事にした。テール達は、宿屋を探し回って宿屋を見つけると中に入り泊まる部屋があるかを確認した。泊まる部屋があって宿屋の主人がテール達を案内してくれ。自分達の部屋に入ると、テール達は今まであったことを整理し始めた。整理が終わると、宿屋で出された料理をおいしく食べて眠りについた。朝になって宿屋を出ると、オスタリア図書館に向かって歩き出した。しばらくしてオスタリア図書館に着くと入口の重厚な扉から入っていった。アースの場所が書かれた書物を探す為に・・・・・・オスタリア図書館の外にはカオス教の集団が見張っていた。

 テール達が図書館の中に入ると中央に広さのある受け付けがあって三階層になっている所に書物がぎっしりと入っているのが見えていた。図書館の中で最大級の書物を読む為に多くの人々がこの場所に来ている。とりあえず受付で昔の地名や伝説についての書物がある場所を聞いた。受付でその書物がある場所を教えてもらってその場所まで向かった。その目的の場所は、三階層の一番上にあって階段を使って辿り着いた。テール達は、そこの棚にある書物を手分けして読み漁った。数時間度・・・・・・テール達は、アースについて書かれている書物を見つけられなかった。このオスタリア図書館でもアースについての書物がなかったのか?とがっかりしながら受付に戻り、図書館を後にしようと入口に向かおうとしていると図書館の人間らしき人間に声を掛けられた。声を掛けてきた人間は、ロストという名前でロストに「探し物は見つかりましたか?」と言われてテールはなかったと答えると、ロストに書物の内容を聞かれた。アースという場所について探していると答えるとロストは、アースの場所についての本はこの場所ではなく特別な部屋にある事を教えてくれた。ロストは、その本は禁断の書と呼ばれていることも教えてくれてその場所に案内すると言ってその場所へと歩き出した。テール達は、ロストの後について歩き出した。

 ロストの後について行くと、テール達は管理者の中でも一握りしか入る事が出来ないエレベーターの前に着いた。ロストは、管理者権限があるエレベーターの前で立ち止まってあるカードを使ってエレベーターを動かしてテール達と一緒に図書館の最深部へと向かった。図書館の最深部に着くと、そこにはたくさんの本棚に書物が入っていた。その本棚に入っている書物は、上の場所にある書物とは少し違う感じがしていた。ロストは、最深部のさらに奥へと進んで行った。テール達は、ロストの後についていった。奥に着くとロストが足を止めてその場所にある書物を二つこちらに差し出してきた。テールは、差し出された書物を手に取って本のタイトルを見た。本のタイトルの一つ目は、英雄伝説と書かれていて二つ目は、裏英雄伝説と書かれていた。ロストは、その二つを読めばわかると言ってきた。テールは、その書物を読み始めた。

 テールは、英雄伝説と書かれた本から読み始めた。読み始めるとアースのだいたいの場所がわかってきた。それと同時にこの英雄伝説の中にある三つの謎があることに気づいた。その謎をみんなに話す前にもう一つの裏英雄伝説を読んでみた。裏英雄伝説の中身は、英雄伝説に書かれていた英雄を利用して魔王を倒そうとしている内容だった。その中に出てきた人間の名前が書かれていたが、文字が消えかかっていて読めなかった。二つの書物を読んだテールは、英雄伝説での謎をロストに聞くとロストは「すべての謎は、アースに行くと分かる」と言ってきた。テール達は、その言葉を信じてお礼を言って図書館の最深部から図書館の入口まで戻ってきた。そしてテール達は、アースまで行く為にオシエーテの町を出て歩き出した。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ