三章【怪しげな小屋と依頼】
パルがあの時の子供に再会した数日後にツクレードが調査したテリアから帰ってきた。ツクレードは、調査したしてきた内容をパルに伝えた。その内容を聞いたパルは、やはりあのカオス教が関係している事が見えてきた。カオス教が動き始めたその出来事にパルとツクレードは、アースへと向かっている三人組に何か起こるかもしれないと不安に思ってアースに向かう準備をし始めた。アースに向かう準備は、少し時間がかかり三人組がここを出てアースに向かってから数日経ってやっと準備が整った。準備が整ったパル達は、アトーの町を出ると遠くに怪しげな小屋があるのに気づき近づいた。小屋に近寄ると小屋から二人組が出て来た。その二人組は・・・・・・
パル達は、怪しげな小屋から出て来た二人組の顔を見てとても驚いた。なぜならその顔は、時を越える術を使った時に離れ離れになっていたオルドラとリメリアだったからだった。オルドラとリメリアもこちらの顔を見て驚いていた。四人は、ひとまず小屋に入って話をすることにした。小屋に入ると本棚が多く何かの本がいっぱい入っていた。パル達は、部屋に入って一息入れると、オルドラとリメリアがあの時の時を越える術で時を越える時に別れた後の話を聞かせてくれた。オルドラとリメリアの話によるとあの神殿で見た女性の亡骸のパレットは、魔王ゼルスと何か関係があるらしいという事を言っていた。さらにパル達が魔王討伐をしていた時に現れた四人組の一人とパルがそのパレットという人間に似ている事を教えてくれた。パルは、その話に驚いた。その話を確認する為にアースに行かなければならないと思い小屋を出ようとしていた。小屋を出る前にパルは、オルドラとリメリアにカオス教の教祖について調べてもらうことにした。オルドラ達にカオス教の調査の依頼をして小屋を出てアースへと急いだ。