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伝説回帰~物語の連鎖  作者: 旅の語り部
運命は動き出す
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封印していた魔王が消えた

 五千年後の世界にやってきて分裂していたカオス教を再びまとめ上げたベリオレットはカオス教を再始動させた。再び動き出したカオス教の情報網は数年の時が経ち広い範囲で広がっていて凄かった。その凄い情報網はこの五千年後の世界にあのパレットの血筋が生き残っている事を調べ上げていた。パル達がこの世界に来ている事は掴めていないのか行方は分かっていなかった。ベリオレットはカオス教の信者に魔王ゼルスが封印されている魔王城にまだ封印されているかを確認に行かせた。カオス教の人間達は指示を受けて魔王城へと急いだ。

 ベリオレットから指示を受けたカオス教の集団は魔王ゼルスが封印されている魔王城へと向かっていた。拠点から数日かけて魔王城に辿り着いたカオス教の集団は建物の中に入って魔王ゼルスが封印されているはずの場所へと進んだ。誰もいないとは思っていても慎重になりながらようやくその場所に辿り着いたカオス教の集団は驚いてしまった。目の前にいるはずの魔王がおらずに封印が解けた光景が残っていた。カオス教の集団は魔王ゼルスがいたはずの場所をしばらく探してみたがやはり姿はなく魔王城の中を探した後にその事を報告する為にベリオレットがいるカオス教の拠点へと戻る事にした。

 報告の為に魔王城からカオス教の集団が戻って来るまでにカオス教の拠点ではベリオレットが色々と信者達に調べさせていてパレットの血筋の人間の続報が届いていた。その情報によるとパレットの血筋の人間はテリアの町にいる事がわかった。その続報を聞いたと同時ぐらいに魔王城に魔王ゼルスの事を確認させに行っていたカオス教の集団が拠点に戻って来ていた。ベリオレットは集団が戻って来た事を知るとその集団の報告を聞いた。その集団が報告してきた事は封印されているはずの魔王ゼルスの姿が無かったという報告でベリオレットは驚いた。『封印が解けている!!』心の中でそう思いながらも確かに封印されたと聞いていたが何故封印が解けたのかを考えながらも居場所がわからなくなった魔王ゼルスやこの時代にやって来たかわからないパル達の事よりも居場所のわかっているパレットの血筋のいるテリアという町にカオス教の人間を向かわせた。


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