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伝説回帰~物語の連鎖  作者: 旅の語り部
舞台は五千年後
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冒険者ギルドと話しかけてくる子供

 パルとツクレードは時を越える術を使いカオス教の教祖を追って時の狭間に入り込んだが異変により今まで見ていた景色とは違う場所に辿り着いた。意識は時の狭間でリメリアとオルドラと離れ離れになった少し後からなかった。その為にどうやってここに辿り着いたかはわからなかった。パルとツクレードはとりあえず近くの町へと歩きだした。近くの町に辿り着いて話を聞くと前までいた世界から五千年の月日が経っている事がわかった。二人はカオス教の教祖がもしかしたら同じ時代に来ている事も考えて体を覆う布を買って顔を隠す事にした。また近くにアリトリーという町があると聞いて昔行った事を思い出したが五千年の時が過ぎて冒険者ギルドが出来ているらしかった。ツクレードはカオス教の教祖について調べると言ってきた。パルは近くのアリトリーの町の冒険者ギルドに行ってみる事にした。パルとツクレードは二手に分かれて別行動をして情報を集める事にした。再び集まる場所をアリトリーの冒険者ギルドにして別行動をした。

 パルはアリトリーへと歩きだしてからしばらくしてアリトリーへと辿り着いた。五千年前は小さな町だったが五千年経った今は町が大きくなっていた。町の中は冒険者ギルドがいくつも出来ていた。パルは町の中を歩きいくつも出来ている冒険者ギルドの中で最も大きい冒険者ギルドに入る事にした。その冒険者ギルドはゼウスという名前だった。パル冒険者ギルドの中に入ると奥にある椅子に腰を掛けてあまり人と関りたくなかった。パルのそんな思いが伝わったのか周りの人間は近づいて来なかった。そんな日々が数週間続いていたがその空間を一人の子供が突破してきた。その子供は誰も近づこうとしなかったのに恐怖もなく近づいてきた。周りの冒険者はその子供の行動に驚いていた。子供は「何をしているの?」とパルに聞いてきたが答えなかった。普通ならそれで終わるはずだったが子供はそれから一週間の間話しかけてきた。パルはその子供の行動にあきれながらも子供に話しかけて旅の語り部だと嘘をついた。冒険者はその子供にパルの事を聞いていたが旅の語り部だと言っていた。パルは子供に魔王ゼルスとの戦いの物語を話してあげた。子供と冒険者はその話に耳を傾けていた。それから数時間もその話をしていたが冒険者ギルドの入口にツクレードが見えた。ツクレードが見えた所で話を終わせてパルは冒険者ギルドを後にした。


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