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伝説回帰~物語の連鎖  作者: 旅の語り部
舞台は五千年後
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パレットからの頼み事

 アルカット神殿から心当たりのある洞窟があるメイロー樹海へと向かっていた。しばらくして辿り着くと樹海の中へと進んでいった。オルドラとリメリアはあの時と同じく迷いながら洞窟を探し続けた。しばらく探し続けてあの時の洞窟をようやく見つけだした。その洞窟にはフードを被った人間が洞窟の中に誰も入らないように見張りをしていた。オルドラとリメリアはその見張りをしていたフードを被った人間に向かっていって倒すと洞窟の中に入った。洞窟の中に入ると人の声が聞こえてきた。声を頼りに奥へと進んだオルドラとリメリアの前に一人の人間がいてその人間に話しかけた。話しかけられた人間は突然の事で驚いたがいつもと違う状況に自分の名前を名乗ってきた。オルドラとリメリアは「やっと見つけた」と言ってその人間がパレットではないかと気づき一緒に逃げようとその人間に言ったがパレットらしい人間が自分は逃げる事が出来ないと言ってこの洞窟に入ってくる事が出来たオルドラとリメリアに頼み事をしてきた。パレットは「近くにいた子供のゼルを連れて行って私の親戚に預けてほしい」という頼み事と「ゼルスという人間にここの事を伝えてほしい」と頼まれた。オルドラとリメリアはゼルスという言葉を聞くと驚いて「あの時の・・・・・・」とパレットに聞こえないぐらい小さな声で呟いた。オルドラとリメリアはパレットの願いを聞いてゼルを連れて洞窟を出た。

 洞窟を出たオルドラ達はパレットから託されたゼルと一緒にある場所に向かっていた。向かっていたある場所はアルカット神殿よりもさらに北にある場所だった。歩き続けてパレットから聞いた場所に着いた三人はゼルを引き取ってくれる一族がいるという集落を探し続けたが見当たらなかった。だがオルドラとリメリアはさらに探し続けた。探し続けて諦めかけて違う場所へと行こうと考え始めたその時、その場にいなかったはずの人間が現れていた。オルドラとリメリアはその人間がいつ現れたのかわからなかったがそこに現れた人間に話を聞くことにした。すると現れた人間は集落の人間である事を明かしてきてゼルを引き取ると言いだした。オルドラ達はゼルをその集落の人間に預けた。ゼルは集落の人間によって集落に連れて行かれた。オルドラ達はパレットから頼まれた事のもう一つの場所へと向かった。

 オルドラ達はパレットから託されたゼルを集落の人間に預けた後パレットから頼まれたもう一つの場所へと向かっていた。その場所は因縁のある魔王城で魔王になる前のゼルスに会ってパレットからの言葉を伝える為に急いで長い道のりを少しずつ少しずつ向かっていた。急ぎながら進んでようやく魔王城の近くまで辿り着いた。オルドラ達が魔王城に近づくと見張りは近づいて来る二人に最大限の警戒をしながら見守っていた。門の前までいくと見張りは突然現れたオルドラ達を止めてきた。オルドラ達は見張りに近づくとパレットの名前を伝えた。オルドラがパレットの名前を出すと見張りは驚いたのかしばらく固まってしまっていた。オルドラ達は見張りの戸惑いを感じつつ洞窟の情報をゼルスに伝えるように見張りに紙を渡した。紙を渡し終えたオルドラ達は目的を達成して魔王城を後にした。魔王城を去ったオルドラ達はその後エリザレス山脈の麓まで歩き続けて麓にあまりこの時代の世界に影響を与えないように長い月日をかけて小屋を完成させた。オルドラ達は完成した小屋に結界を張って周りから見えないようにしてひっそりと暮らしながらカオス教について調べ続ける事にした。オルドラ達はその後謎の四人組が現れるまで誰にも見つかることもなく小屋で世界の出来事を見守っていた。


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