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伝説回帰~物語の連鎖  作者: 旅の語り部
舞台は五千年後
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ジュレイド派の拠点へ

 しばらくベリオレットはアルカット神殿にいるとカオス教の拠点から調べさせていた他のカオス教の情報が入ってきた。その情報によりアルカット神殿から近くにいたのはジュレイドとジュレイドを慕っていた人間達が作ったジュレイド派だった。ジュレイド派がいたのはメイロー樹海の奥でそこに拠点を作っていた。その事を知ったベリオレットは何人かのメグリアット派の人間を連れてまずメイロー樹海へと向かう事にした。ベリオレットとメグリアット派の人間はメイロー樹海へと急いでいた。

 一方その頃、メイロー樹海の奥深くで拠点を作って外の世界との干渉を断ちながらカオス教の教えを守っていたジュレイド派の人間はベリオレットとメグリアット派の人間がこの拠点に向かって来ている事は全く知らずに日々の生活を送っていた。その幸せな日々の生活を終わらせる人間がゆっくりと近づいていた。

 ベリオレットとメグリアット派の人間はメイロー樹海へと辿り着いた。メイロー樹海の中へと入っていき微かに感じている気配を頼りに樹海の奥深くへと進んでいった。獣が通るような道で道なき道を進んで行くとそこにはジュレイド派の人間達の拠点が見えてきた。拠点に近づくとジュレイド派の人間は滅多に見ない人間が現れた事に驚いていた。だが驚いた後に突然現れたベリオレットに警戒態勢をとった。ベリオレットもすぐにジュレイド派の人間に攻撃をした。ジュレイド派の人間は何かを感じ取ったのかベリオレットとの間合いを取り続けた。連れてきたメグリアット派の人間も戦闘に参加していたが少し苦戦していた。ベリオレットは動きを止める術を詠唱し始めた。ジュレイド派の人間はベリオレットにさらに攻撃を仕掛けてきた。詠唱中のベリオレットを守るようにメグリアット派の人間はベリオレットの周りを囲んだ。しばらく詠唱していたがようやく術の詠唱が完成してジュレイド派の人間に術を放った。距離を置いていたジュレイド派の人間に術はかかって動きを止めた。ジュレイド派の人間が動きを止めたと同時にベリオレットは魔法の鏡を使うとジュレイド派の人間は目の色を変化させ始めた。ここまでは順調だと思っていたベリオレットは安心しきっていた。目の色を変化させていたジュレイド派の人間だったが何処かから術の詠唱が始まりジュレイド派の人間の目の色の変化が一時的にストップされた。ベリオレットは術の詠唱がされた場所の方向を見るとジュレイド派の幹部が何か術を詠唱していた。ベリオレットとメグリアット派の人間はすぐさまジュレイド派の幹部達に攻撃を仕掛けた。ジュレイド派の幹部達は術の詠唱をしている人間以外はベリオレットの攻撃を受けていた。だがここでジュレイド派の幹部達の意識がベリオレットに集中している事に気づいたメグリアット派の人間は隙を見てジュレイド派の幹部達の体を拘束していった。拘束されて動きを封じられたジュレイド派の幹部達にベリオレットは魔法の鏡を使っていった。そのベリオレットの行動と同時にジュレイド派の幹部達を拘束していたメグリアット派の人間は術の詠唱をしている幹部に向かっていった。術の詠唱をしていたジュレイド派の幹部はその動きに対応する為に詠唱を止めてしまった。その事がジュレイド派の運命を変えてしまった。先に魔法の鏡の影響を受けていた人間の変化が術の詠唱が止まった事でベリオレットの術の効果で進んで行って目の色を完全に変化させてしまった。目の色を完全に変化させたジュレイド派の人間はベリオレットの命令を受けてジュレイド派の幹部達に向かっていった。ベリオレットは術を詠唱していた幹部に近づき魔法の鏡を使った。そうなるとベリオレット達を遮る者はいなくなった。そしてジュレイド派の幹部達も魔法の鏡の影響を受けて目の色を赤色に変化させていった。それからしばらくしてジュレイド派の人間全てがベリオレットの支配下に落ちていった。


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