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伝説回帰~物語の連鎖  作者: 旅の語り部
舞台は五千年後
110/383

タタン派の拠点とトクリット派の拠点

 ベリオレットは一部のジュレイド派の人間とメグリアット派の人間を連れて次の場所へと向かう事にした。連れて行くジュレイド派の人間以外はカオス教の拠点に向かうように指示をした。ベリオレットは引き連れたメグリアット派とジュレイド派の人間を連れて次の場所へと向かった。ジュレイド派の拠点を出たベリオレット達はメイロー樹海から情報のあったタタン派がいる拠点へと向かっていた。タタン派の拠点はフェアリー族の里があった場所の少し向こうにあるらしいという情報を元に進んでいるとフェアリー族の里が見えてきてさらに進むとタタン派の拠点が見えてきた。ベリオレットはタタン派の拠点に辿り着くとそのまま拠点の中へと入っていった。タタン派の拠点の中に入ったベリオレットは少し驚いていた。タタン派の人間が突然来たベリオレット達に好意的に近づいてきたからだった。ベリオレットは近づいてきたタタン派の人間に一人ずつ魔法の鏡を使っていった。タタン派の人間はいとも簡単にベリオレットはメグリアット派の人間とジュレイド派の人間にタタン派の人間をカオス教の拠点に連れて行くように指示をすると一人次の場所へと向かった。

 次の場所は情報によるとあの場所から少し離れた場所だった。そうあの王都アナタリアから少し離れた・・・・・・ベリオレットには時を越えた術を使ったから一瞬だったがあれから五千年も経っていてどうなっているのかを確認しながらトクリット派の拠点へと急いでいた。王都アナタリアは見る影も無くなっていた。その事に少し悲しくなったがベリオレットはトクリット派の拠点に辿り着いた。トクリット派の拠点の中に入るとすかさずトクリット派の人間が近づいてきた。ベリオレットは魔法の鏡をトクリット派の人間に使ったが何故か魔法の鏡の効果が効いてこなかった。ベリオレットが不思議に思っていると近づいてきたトクリット派の人間がベリオレットに「それは魔法の鏡か?」と聞いてきた。ベリオレットは「なぜそれを知っている?」と聞き返した。するとトクリット派の人間は「魔法の鏡の事はトクリット様から伝え聞いていて対処の方法も知っている」と答えた。ベリオレットとトクリット派の人間は少し距離を取り向かいあった。

 ベリオレットはその間も一瞬戸惑っていた。どうしたらいいのかを考えていたベリオレットは何かに閃いてある術を詠唱し始めた。トクリット派の人間はその詠唱がヤバいと直感で感じ取ったのかベリオレットに攻撃を仕掛けた。ベリオレットはトクリット派の人間の攻撃を躱しながら詠唱を続けた。トクリット派の人間はさらに攻撃を強めていたがベリオレットの詠唱が終わった。そして詠唱が終わると魔法の鏡に向けて術を放つと魔法の鏡は魔力を増大させた。さらに増大された魔力を帯びた魔法の鏡は効かなかったトクリット派の人間の目の色を変化させていった。トクリット派の人間を操る事に成功したベリオレットはさらに拠点の中に入って幹部たちにも増大された魔力を帯びた魔法の鏡を使った。対処の方法を知っていた幹部達もどうする事も出来ずに目の色を変化させた。トクリット派を支配下に治めたベリオレットはトクリット派の人間を連れてカオス教の拠点へと戻った。拠点に戻ったベリオレットはしばらく休息を取った後に拠点に集めたメグリアット派・ジュレイド派・タタン派・トクリット派そして拠点にいたベリオレット派を纏めて新たなカオス教を組織した。新たなカオス教の集団はあの時から五千年後の世界でもベリオレットを中心に悪意が増幅していき新たな行動を開始していった。


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