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伝説回帰~物語の連鎖  作者: 旅の語り部
ベリオレットと英雄達が時を越えた後
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カオス教の分裂と魔法の鏡の行方

 ベリオレットを失った王都アナタリアでは教祖がいなくなったカオス教の集団は統率の取れない集団になっていてカオス教の信者は勝手な行動を取り始めていた。王都アナタリアはもう都市として機能しなくなっていて城の中は荒れ果ててそこにあった物は全て無くなっていた。カオス教の拠点に集まっていた幹部達もそれぞれメグリアット派、トクリット派、タタン派、ジュレイド派と派閥を作り始めて王都アナタリアに残った信者達もそれぞれの派閥へと別れていった。これ以降王都アナタリアは見る影も無くなって未来にはここに都市があった事さえ知る人間はいなかった。

 王都アナタリアで奥の部屋から持ち出した物は魔法の鏡だった。魔法の鏡を持ち出した人間は王都アナタリアにいたカオス教の人間達だった。その人間達はベリオレットが時の狭間へと消えた後に輝きを失って魔力の無くなった魔法の鏡の力を戻す為に持ち出していた。魔法の鏡を持ち出した人間達はその輝きを取り戻す事が出来る人間の事は噂程度に知っていて持ち出した人間達はその人間に鏡を渡す前に

 謎の力があると言われている砥石があるメンタレス鉱山へと向かっていた。その砥石があるメンタレス鉱山はカオス教の拠点になっていたアルカット神殿より向こうにあってそこまでの道を急いでいた。魔法の鏡を持ち出した人間は人目を盗んで走り続けてようやくメンタレス鉱山の近くまでやって来ていた。魔法の鏡を持っている集団はメンタレス鉱山に辿り着くと中へと入って行った。このメンタレス鉱山に来るまでに近くの町などでドラゴンが棲みついているという噂話を聞いた魔法の鏡を持ち去った集団は足音がなるべく聞こえないように慎重に奥へと進んでいった。奥へと進んで行くと集団の目の前に広い場所が現れた。その広い場所にメンタレス鉱山に棲みついていると噂になっていたドラゴンが倒れ込んでいた。『一体どうなっているのか?』そう思いながら魔法の鏡を持っていた集団は倒れ込んでいるドラゴンを横目にさらに奥へと進んだ。するとその場所の壁に謎の力があると言われている砥石が埋まっていた。埋まっている砥石からとてつもない魔力が溢れ出ていてそのとてつもない魔力に戸惑いながらも魔法の鏡を持っている集団は埋まっている砥石を採り出すとその砥石を持ってメンタレス鉱山の外に向かって歩きだした。しばらくしてメンタレス鉱山を出た魔法の鏡を持っている集団は鉱山の中で採ったと鉄も無い魔力が溢れている砥石を使って魔法の鏡の輝きを取り戻せる人間がいる場所へと歩きだした。その出来事がまさかあんな事になるとも知らずに・・・・・・


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