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留年になったので異世界生活することにしました  作者: 萌えがみ
第5章 うさぎさん達、力を付けに行きます!
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32話 うさぎさん達、お使いイベントを頼まれる その1

【お使いイベントはゲームの鉄板イベントじゃね】


 オタクシティより、少し進んだ先にある森。

 最近とある凶暴なモンスターが蔓延り出したとのこと。

 私たちはそのモンスターを退治するよう狂政に頼まれたのだが。


 巨大な大木が立ち並ぶ道。

 ところどころ木洩れ日が差し込み、多少温かみも感じはするのだが。いや、やっぱなんか怖えわ。


「愛理さん。そんなに怯えなくても」

「う、うるさい! 決して怖くなんかないぞ」


 これが親和欲求というものだろうか。

 辺りから聞こえてくる虫や鳥のけたたましい声がとても心臓に悪く感じるのはなんで? 引き受けるべきだったのかこれ。

 前を率先して歩くシホさんの足並みに揃えて一緒に歩く私。

 昔、校外学習か何かで森へ入る機会が学校であったのだが、その時迂闊にも毒を持つアイツに刺された。


 そう。

 人間誰しも恐れている、実質人間キラーの虫……オオスズメバチ。

 不意に後ろから刺され、直ぐさま病院送りに。


 その激痛は今も忘れることなく、それ以降森に入るのが非常に怖くなったわけだが。

 以前の戦いで毒耐性を得たとはいえ、やっぱり私のトラウマが脳を刺激し恐怖が体から離れないのだ。


 別にチキンだからじゃないよ決して。

 安全を確保した方法として、私はこうしてシホさんと一緒に歩いている。


「……本当は怖いんじゃないですか? この森聞けば大型のモンスターが多いらしいですよ」

「そうなの? 愛理あんなに怖がっているけど大丈夫かしら」

「……大丈夫です。……死んでしまっても私が魔法を使って蘇らせてあげますから」


 スーちゃんとミヤリーが変な作戦会議を。

 というか地味にこの2人馬が合っていないか。


「大丈夫よスーちゃん、私運だけなら自信があるから」


 と居丈高に振る舞うミヤリー。

 あーあ爆弾発言しちゃっているよこの子は。

 これからやられる悪者じゃあるまいし、そのような駄弁は控えたほうがいいのに。


「ミヤリーさん……足元」

「へ?」



 ガタっ。


 ほら言わんこっちゃない。

 ミヤリーが不覚にも、地面に置いてあった小石が彼女の足元へ直撃。


 あ。


 なんでこうもフラグ回収がとくいだろうか。

 そしてこうもフラグ建築士な発言ばかりするのだろうかと少々思慮深くなる私。


 もう口に出すのも不要だろうこれは。お決まりの固定イベントですねわかります。


 後方。

 振り向くと、いつものようにミヤリーの棺桶が。はいはい図に乗っているからだよミヤリーさん。


「なんでさあああああああああ! この装備があれば必ずHPが1残るんじゃないのかよ!」


 たしかにおかしい。

 ミヤリーの持っている道具。あれは必ずHPが1残る仕様だったはずだが。

 するとスーちゃんが棺桶の中を拝見しようと、透視魔法を使い中身を確認する。


「スケイル……はぁなるほど」


 詳細を調べられる魔法なのかな。

 わかりきるとスーちゃんはうんうんと首肯してみせる。

 要旨は不明だが、そういうことにしておこう。……つーかそれ私に教えて。


「……ミヤリーさんその装備」


 少女から告げられた衝撃の事実とは。


 デデン。


「その装備はですね、()()のみ有効ですよ。状態異常や毒といったものには効果がないのです」


 玉にきずってやつか。

 つまりわずかな弱点・欠点がある癖のある物ってこと? というか説明書嫁。


 え、てことは攻撃面じゃないと効力発揮できないってこと? ……ミヤリーには少し不釣り合いかも。


「そうなの? じゃあ私は石ころに対してはこのアイテム……なんの効果もないってこと?」

「……躓き、転倒、スリップ、……毒などの状態異常これらは全て対象外ですよ。……でも意外でした……こんなにあっさり死んでしまうとは。……おぉミヤリーさん。死んでしまうとは情けない仕方ありませんので私が蘇生させてあげましょう」


 とミヤリーを皮肉に言いながらも、仕方なしに蘇生魔法で復活させるスーちゃん。

 口数は少ないけど、この子は言いたいことはハッキリ言うタイプだ。……いいよミヤリーならそのままサンドバッグの刑にしていいからね。


 ってそれどこかで聞いたことあるセリフなんだけど。まいっか。


「ふう……助かった。でもそれだと私どうしたらいいの」

「ぐるぐる巻きにして背負うとかどうでしょう。私とても力強いですから自信ありますよ?」

「私、変人だって誤解されるわよそれ。ということで別の候補を」

「……わかりました。ミヤリーさん、私が地面に対するダメージを無効にする魔法をかけてあげましょう。……半日程度ですが十分持つはずです……」


 それはミヤリーにとっては朗報じゃないのか。

 これで石ころによるダメージも無効になるし。一時的な抑止力とはいえ心強いぞスーちゃん。なんだよ影薄能力なんて本当はブラフなんじゃないか?


「あぁでも戦闘中死んだりするとまたかけ直さないといけないのでそこは注意を」

「危うくまた死ににいくところだったわ。というかなに愛理? さっき舌打ちしてなかった⁉︎」


 ちぇばれたか。

 ごまかそうとそっぽを向く。


 まぁですよね。情報がリセットさせられる仕様。

 するとスーちゃんは地面ダメージを無効にする魔法をかけた。


「おぉ……助かったサンキュー」

「……いえいえ」


 しかしここでミヤリーは調子にまた乗り。


「じゃあわざとこけてみよ」


 その場でわざとこけてみせるミヤリー。

 調子に乗ると痛い目にあうぞそれ。

 してミヤリーは。


 死んで。

 なかった。


「ほう生きてるじゃん、よかったねミヤリー」

「ミヤリーさんは私たちの中では一番のベテラン冒険者ですよね? ……非常に欠かせない人材なんで1秒でもいいから長く生きてくださいね」


 後ろめたさを感じさせる言葉ですね、ステシアさん?


 シホさんは、この言葉を彼女に対する慰めの言葉として言っているのだろうけど。


 私には。


 もうちょっとほとぼりが冷めたくらいだったら自由に死んでどうぞって言葉にも聞こえなくもない。


「わかっているよ。でもこれならへーきへーき」

「もうええって(呆れ) とりあえずお前バツマスクつけろや」


 冗談のつもりで言うと首を傾げミヤリーは。


「バツマスクって?」

「いやそこからかぁ!」


 

 ミヤリーの後先も考えつつ。

 先へと進み問題のある場所へと足を進めた。

 もうこの脳筋ゴリラ娘を止めろ。

 有職者頼む! なんて


☾ ☾ ☾


【お隣さん同士時間というものは考えてあげよう】


 周りの木よりも一番大きい大木。

 その木がある緑地だけ、広々としており大木が真ん中に佇んでいた。

 

 いかにも強力そうな魔物が、ひしめいていそうだが仲間の声を遮ってそちらの方へと向かう。


 大きな木には人が入れるくらいの穴が。

 明らかに人間サイズではない、巨人が入れそうな樹洞となっていて中は広々と。


 お。入れるのかこれ。

 なんか自分の興味がそそられる物を目の前にしたら、活気が溢れてくるように、恐怖が自然と体から浄化された。


「……あ、愛理さん?」


 もうどうにでもなれ。

 恐怖なんぞもう気にするものか。どちらかというと内装が少し気になり。

 大きな切り株がいくつもあり、どれも人間サイズより遥かに大きい巨人サイズだ。


「あ、あの愛理さんまずいですよ。うかつに近づいては」

「ちょっとだけ! ちょっとだけだから」

「長引かせるやつでしょそれって。逃がさないから……って」

「ん?」


 穴の中へと入ろうと近づいた。

 その時だった。


 木々が揺れる。

 それは私に対しての何かしらの警告か、はたまた予兆なのかと考える余裕はなく。


 ドスン!


「な、なんやあれ?」


 空から巨大な体をした物体? が落ちてきた。

 着地と同時に、大きな地響きが起きると周りに立つ木々がすさぶる。


 もしかして私フラグ回収してしまったやつ?


 謎の落下物──生物は咆哮をあげて手に持つ棍棒握りしめ、身構えた。

 鼻息を荒くさせながらうなりを発する。


「あのすみません、帰っていいっすか」

「ダメですよ、愛理さん抜きだとパーティの半壊が見込まれます!」

「あ、それはそれでなんかやだ。よし仕方ねーけど戦ってあんよ」


 見た目は……なんというか巨大な猿……いやゴリラか。

 体毛が黒っぽいから恐らく。

 準備運動に巨大な棍棒をぶんぶんと振り回しているが、見るからに恐ろしい。


 近頃、森を荒らす巨大な暴君が現れ困っていたと聞いたが、だから私たちは狩ゲーしているんじゃねっつーの!

 聞いた話によれば、巨大でゴリラみたいな見た目をしていたと狂政からの証言が。

 その情報源が今の目の前にいる魔物へ全て当てはまる。


 横暴そうな見た目に私は呆れて少々弱気に。


「なんかとんでもねーデカブツがきたー!」

「いいですから、間合いを少しおきましょ」

「わ、わかってるって」


 厳つい目つきしながらこっち睨むんじゃねえよ。こっち見んな。


「……危険ですね。図体がでかくあの手に持つ棍棒で殴られたらひとたまりもありませんよきっと」

「ここは慎重に。とりあえずみなさん、まずは相手の出方を見ますよ」


 幸いにも数キロくらいの距離がある。

 話していられる余裕も多少あるが。

 すると図鑑が起動し。


【ゴリマッチョ君 説明……】


 なんだよゴリマッチョ君って。

 というかAIさん、この世界ってキラキラネームでも流行ってんの⁉︎


【筋肉もりもりな巨大ゴリラ。気性が荒くとても短気な性格。独り占めする性格なため自分のものを取られそうになるとすぐに怒りだして襲ってくる】


 どこかのガキ大将か!

 凶暴なゴリラモンスターだということはわかった。

 みるからに脳筋ゴリラ。一度でも強打すればモザイク加工しなければなるまい。

 このパーカーに勝算ははたして。


☾ ☾ ☾


【戦いは計画的に行こうか】


 こっちは4人。

 ミンチにして一斉攻撃しかければ総力的にはこちらに軍配が上がりそうだが。

 図体は私たちの何倍もありそうだ。

 よし、意を決していざ勝負。


 まず最初に前に出たのは。

 えぇとシホさん?


「とりあえず仕掛けてみますね」


 率先したのは……安定のシホさん。安定かはわからないけど。


「腹ぺこにならないように注意して。なっても助けるから」


 疾走し巨大な相手なのにも関わらず、剣をいつも通りに抜き、駆けていく。

 ワンステップ小刻みに、瞬間移動しながら距離を詰めていき、数秒足らずで敵ゴリマッチョ君の面前へと間合いを詰める。


「前に近づくと遠くで見るより迫力ありますね。ですが速さのほうはどうでしょう?」


 辻斬るように、飛躍して斜めに斬りかかる。……ゴリマッチョ君は棍棒で力押しをしようとするが、速度が追いつかず容易に避けられてしまう。


 敵の視覚外に入ったシホさんは大きく十字に斬擊をしかける。

 空振り1つすらさせず縦横無尽、直線上に鋭利な刃が魔物の体を攻撃した。


「ぐごおおおおおおおお‼」


 一度正面に戻ると再び体制を立て直し。


「無駄な動きは避けたいので、あまり動けませんが」


 すると隣に立つスーちゃんが私の袖を引っ張り。


「ど、どうしたの?」

「……彼女、人間なのでしょうか? なんというか人間離れした動きばかりとっていますけど」

「そ、そだね彼女にとってあれは普通の動きなんだよ。……でもちゃんと人間だって主張していたしまんま人よ」

「……そ、そうなんですか。シホさんって何者」


 私の返答に対し、頭を悩まさせるスーちゃん。

 後ろからミヤリーは付け足すように言い。


「その、シホは癖はあるけどとっても強いんだから! ……心配……しないでいいとは言い切れないけれど私たちにとってはなくてはならない存在よ」

「……前回といい、彼女は空腹にはなりやすいですけど強さは……まあ確かです」


 多少の不安を感じさせながらシホさんを。

 シホさんの放った刃はゴリマッチョ君の腹部を見事切り裂き一口分、亀裂を入れる。

 大量出血までには至らないが、敵の息は多少荒くなるぐらいまで追い詰めていた。



「あともう少しです。いくら体が大きいとはいえ急所となる部分さえ突けば!」


 おぉさすがシホさんだな。

 体型の差でこんなにも差が開いてくるなんて……いやむしろシホさんの技量が高いから、あんな戦法をとれるんだと思う。

 背中に立ち、亀裂をひたすら眺める。弱点でも見つけようとしているのかな。


「……なんの! それぐらいの揺さぶり!」


 背中から振り落とそうとするがシホさんは、高い反射神経で瞬間移動し地面へと着地。


 相変わらずあの瞬間移動。

 便利すぎる移動技にしては非常に優秀。

 最近私も習得した瞬間移動だが、私のと少し出来が違う。

 私との相違は、合間が全くない。瞬間移動は個人差かキャリアか何かで、仕様が異なるのかは知らないが人によって違いがあるのかもしれない。


「……シホさん果敢ですね。では私は」


 シホさんにスーちゃんがなにやら補助魔法的なものをかける。

 彼女の体にやや不透明な黄色いオーラが包む。


「スーさんありがとうございます。力みなぎってきますよ」

「……力を上げる魔法です。どれぐらい役に立つかわかりませんが」

「えへ。これでも十分。いえ十二分くらいありがたいですよ」


 ほうバフ効果のある魔法か。これはありがたいな。

 そして巨大な氷の刃数本。唱えながら生成し、スーちゃんは肩越しにこちらを振り返り。


「ではそろそろ私も。私は魔法で応戦しますからお二人とも頼みましたよ」

「おっけい! シホさんばかりいいところ任せっきりもよくないしね。どーんと強いパンチを食らわせてやるぜ」

「ふん、私だって。よしんば体の皮ぐらいしか切れなくたって戦うわよ!」


 スーちゃんは一言告げると、杖を片手にしながら駆け出す。作った氷の刃を追尾させるように1本ずつ、ゴリマッチョ君へ目がけて発射する。


「……これはどうですか、いくら軽微な攻撃とはいえ歯ごたえがないというわけではないでしょう!」

「ありがとうございます。遠くからはスーさんお願いしますね」


 巨大な氷の刃がゴリマッチョ君に直撃すると、体の周囲が少々氷結する。

 わずかながらのダメージではあるが、氷結した部分は広がり出るように範囲を拡大させていく。

 あともう少しで足下までつきそうだ。


「よし、ミヤリー行くよ。いい子だから転ぶなよ」

「なーにがいい子よ! まあいいわ愛理なんかあったら言ってよね!」

「あいよ!」


 タイミングを見計らって駆け出す。

 今なら動きが止まっているのでタコ殴りするチャンス。

 ミヤリーと一緒に距離を詰めていき、中距離迫ったあたりで飛び上がり。


「いっけー! ラビット・パーンチ!」


 腕に向かって渾身の一撃を。

 高低差が大きく開いてしまっているため、直殴りは厳しいがその分キツいぐらいの力を込めて放つ。


「ごぼぼおおおおおおおお⁉⁉」


 手応えあり。

 氷結が広がっているおかげで隙が作りやすくなっている。


 進路を変えて、怯んでいる拳を足で蹴り顔面の方へと飛躍。


「おまけついでだ!」


 すぱーーーん!


 顔面に直撃。苦痛の叫びを飛ばしながら中へと飛ばされた。

 氷結は解除されはしたが足止めとしては十分できたな。

 合図をかけスーちゃんが


「壁に直撃……今がチャンスです」

「さあシホさんやっちゃえ!」


 にこりと微笑み全身に力を集中させ。


「ありがとうございます。愛理さん……それではいきますよ」


 手に持つ大剣に光を集め、1本の光剣へと姿を変えた剣。

 彼女が剣に蓄えた光を解き放つように……剣をそっと振り落とし最後の一撃を………………。

 決めるつもりだったが。


「イクス……あ、すみません」


「え」


 ぐぅ~。

 突然腹の音がなり。


「こ、こんな時に……す、すみません愛理さん後はお願いします……む、無念どすん」


 その場に倒れ込み、攻撃は中断。

 落ちてくるゴリマッチョ君を私は銃で迎え撃ち。

 軽く頭部を爆発させ、視界を暗ます。


「あーつれねえええなあ! おりゃりゃ! スーちゃんシホさんをお願い!」

「……言われなくとも。シホさん大丈夫ですか?」


 怒りのあまりに発砲。

 正直空気読めって感じだが、仲間がピンチなときに助けてやるってのがヒーロー……だろ?

 スーちゃんは私が大声で指示すると、地面に伏した彼女を浮遊魔法で救助し距離を取る。


「えぇ大丈夫です……。すみませんあと1歩のところで……」

「問題ないです。一旦距離を取り食事を渡すので、今は体力の回復に専念してください」


 ゴリマッチョ君が再び立ち上がり。


「あいつ反撃してくるつもりか……? ミヤリー!」

「わかってるわよ! スーちゃん、シホを頼んだわよ」

「……合点。二人ともお願いします」


 後ろへと引き下がっていく、スーちゃんとシホさん。

 中速くらいの速さだが、それは十分くらいの足速だった。


 弱々しくも後ろからシホさんが私に。


「す、すみません」

「いいっていいって。あ、スーちゃんこれシホさんに食べさせて」


 遠ざかるスーちゃんたちに私は大きめのおにぎりを投げ渡す。


「こ、これは? 食べさせればいいのですね。了解です」


 そして私は目の前にやってくる、ゴリマッチョ君をミヤリーと迎え撃ち。


「さあミヤリー行くよ。シホさんが回復するまで持ちこたえるんだ!」

「ふん、あんなデカブツに目に見せぬものをみせてあげるわ!」


 1歩も引かず堂々とその場で魔物を待ち構え、私とミヤリーは敵と相まみえるのであった。

読んで下さりありがとうございます。

さて変なゴリラのネーミングはさておき、初の4人バトルです。

感じ的になんかレイドバトルみたいな感じになっちゃいましたが、シホさんの空腹が再び発動しちゃいました。空気読めよって雰囲気に愛理達は彼女を助けてまた戦線復帰するようおにぎりを渡しますが次回は果たして。

初めての4人戦闘ですので上手く書けるかはわかりませんが、頑張って書くつもりですのでみなさまよろしくですではでは。

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