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ふわゆーのジャスト200文字  作者: ふわゆ-
ほのぼの系
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春の章



 入学式の日。

 隣の列に並んでいた女の子が、僕の顔を見るなりクスクス笑った。

 後で理由を聞くと、近所の薬局に貼られた水虫のポスターの患者さんと瓜二つだったらしい。


 数日後。

 放課後の水のみ場で真ん中の蛇口で水を飲んでいた。

 彼女が通りかかり、

「そこ、誰かガムつめてたよ!」

 思わず口から水が吹き出た。マンガみたいに綺麗に。

 彼女はまた、お腹を抱えて笑った。


 その時、恋が始まったのだと互いに気づくのは、まだまだ先の話。

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