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桃太郎の両親


 むかしむかし、あるところにおじいさんとおばあさんと桃太郎がいました。


「ねえ、おばあさん」

「なんだい? 桃太郎や」

「僕のお母さんは、どこに居るの?」


「すまんのう桃太郎や…」

 二人は顔を伏せ泣き崩れてしまいました。


 ですが、桃太郎は大人の対応で平然としたものです。

「それじゃ、お父さんは?」

 その質問に、二人の顔色はパッと明るくなりました。


「お前のお父さんは、今も元気だよ」


「今でも大きな桃相手に腰を振ってるよ」


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