前へ目次 次へ 26/40 200文字ジャスト小説の言い分 その筋肉質な男は、仁王立ちで言った。 「世の中には二通りの人間がいる。200文字ジャストの小説を書く人と、書かない人だ」 男はその口端をゆるめ、先を続けた。 「書かない人達は決まって言う…」 ――え~、なんか小難しそうじゃん、200文字に揃えるの。 その長さでは小説とは言えないよ。 どこが、面白いんですか? 時間を無駄遣いしてる気が…… それに対して、いつも俺はこう答えることにしている。 が、今は文字数が足りない。