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ギルド登録

ギルド登録


ところで幸太郎。

今日はどうする気なの?


あらかたざっくりとした説明をしたリナがそう聞いてくる。


うーん。

まずは住む家かな?と思ってるんだけど、何か他にある?


俺は純粋無垢な少年の瞳でリナに尋ねた。


はぁ。

そのふざけた眼はやめて。


リナは俺の悪ふざけに気付いたのか少し呆れながらそう言った。


まずは、ギルドに登録かな。

身分のどがないとこの町でも他の町でも冷遇される。

まぁ、とりあえず、こっちだから、着いてきなさい。


アルガラ冒険者ギルド クルタ支社


そう言ってるとすぐに冒険者ギルドに到着した。


カラン


扉を開けるとそこには沢山の冒険者がクエストを見たり、テーブルで談笑したりしていた。


そういう冒険者たちを横目に受付カウンターへ辿り着く。


今日はどうされました?


受付の女性が俺にそう話しかける。


えっと、登録をしたいんだが。どうすれば。


俺はそういうと目の前の受付嬢は少しお待ちください。と書類を取りに席を立った。


はい。

それではこれに記入をお願いします。


戻ってきた受付嬢にそう言って書類を渡された。


えっと、名前は山本幸太郎。年齢は25。職種ってなんだ?


そうするとリナが耳元で、魔法士と呟いたので、言われるがままに記載した。


これでいいか?


全ての項目を書き終わると受付嬢にその書類を渡さた。


山本幸太郎さん。変わった名前ですね。はい。これで問題ございません。

では、登録料として大銅貨4枚をお願いします。


大銅貨4枚。


登録するだけでお金がかかるとは思わなかった。

でも、そうか。日本の満喫とかでもかかるか。


変な納得を自分の中で済ませ、全ての手続きが終わった。


それでは、はい。

これが幸太郎さんのギルドカードになります。

身分証も兼ねてますので、無くさないでくださいね。


そういうと一枚のカードを渡された。

そしてそのカードの右上にはEとの表記があった。


はい。それではカードの説明をします、

この中にはこれ受けるクエストや討伐モンスターなどが記録され、一定の条件を満たすとランクが上がっていきます。ただし、ある一定ランクからは私たちギルドの判断ではなく国王直々に判断を下すことになってます。

また、ランクは、Eランクから始まって、D⇨Cとなり、1番上はSランクとなります。

ギルドでの判断はBランクまで。その先は国王判断ですね。

まぁ、そのため、Sランクになる人は一国に1人いるからいないか。

居たとしても数100年に1人と、殆ど辿り着ける人は居ないんですけどね。

そもそもAランクですらほとんどいません。

そして、クエストはそこの掲示板に張り出されているので、興味があるのがあればここに持ってきてください。

ただし、ランク制限がありますので、どれもこれも受けれるというわけではありません。

また、3回連続で失敗した場合は、減点の対象になりますのでお気をつけください。

以上となりますが、何かご不明な点はございますか。


受付嬢そういうとニコっとした営業スマイルを私に向けた。


いや、問題ない。説明ありがとう。


カードを受け取ると足早にギルドを出た。


どう?

やっていけそう?


リナは私に尋ねる。


やっていけるも何もやらないといけないんだろ?

どうせ向こうの世界で期待されたわけでもないし、かけられた期待に少しは応えてみせるよ。


そう言いながら俺は宿屋探し移るのであった。

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