第七回
今回も紹介します。
この本には紙一枚で企画書や読書感想文を書く手法が書かれます。
①s付箋
ノートを5分割し、誰が何をどのように~と言う5つのWを埋めてどのような狙いで目標は何なのかを書くメモを作るのですが小説だと「誰が何をする話」に置き換えたり「どこが問題なのか」等をコンパクトかつ具体的にまとめられます。
②最速読書感想文
マークを付けて速読してからまとめます。
この本で言いたい事であるワードを15個位抜き出し、さらにそこから3つに絞ります。
人間が覚えてられるのは3つがベストで、3つに絞る事で理解が育まれテーマも強く伝わる感想文になるのです。
③最速議事録作成
議事録作成を小説に応用すればプロットを作る時ここでこうなってと言う流れを自分にも他人にも分かりやすく書く事が出来ます。
続いてこちら
「解像度を上げる」
解像度が高い人とははっきり物事をとらえて効果的解決策を考えられる人です。
漠然とした感じがなく明確で具体的。
コミュニケーション能力、ではなく、現場で顧客のニーズを聞きながらシステムの要件をまとめられる人材、と言うような表現にはあいまいさがなく具体的です。
こういった考えが出来る様になるには深さ、広さ、構造、時間の4つの視点を持てるようになる事が望ましいとされます。
小説で言えば「面白い話」等が漠然とした言い方の代表です。だから言い換えるならだれが何をしてテーマは何で読者に何を感じてほしい作品か、と言うのが深さです。何が売りか、もそうです。
何が売りで何が面白くて何が言いたい作品なのかをタイトルとあらすじに込めます。
またキャラ描写も「イケメンだった」ではなくどんな顔で雰囲気で個性かを表せるようにならなければいけません。
ここで「広さ」もポイントになりそのキャラの色んな部分を考え肉付けしていけば自分でも読者でも漠然とした感じはなくなります。
現場を知るのもポイントで読者と色々な部分で頭の中が一致するように努力します。
この本の話はまたします。
さらに一冊
顧客はあげる相手が一人の程その人の気持ちと好みを深く考えます。
たった1人の読者の事を分析するのはとても大事です。
そして認知を獲得します。
知らない人、知っているが買う気のない人、等対象は様々です。
例えば広告宣伝を強化するのか希求内容を見直すか等。
そして手に取ってもらえたらそのきっかけは何か「タイトル、あらすじ、評判」等
そして認知ごとに分けた顧客
①知らない
②知っているが見ない
③少し見た
④何回も見て楽しみにしている。
なろうで読者に勿論「何故見るのをやめたのか」なんて聞く事は出来ません。
自分でお客様の心理を分析、予測していくか分けます。
お得意さんにもっと好きになってもらい、知らない人には知ってもらい、離反した人には離反した理由を考えるのです。それでどこを強化するか決めます。
読者も「あれ? 手に取った決めてって何だっけ?」と分からない部分もあります。でもそこには必ず理由があるのです。