第四回
今回は何冊か印象に残った本の中で
「たたき台」
「マーケティングリサーチ」
「クリティカルシンキング」
等を書きます。
・たたき台
「仕事がデキる人のたたき台のキホン」(画像なし)(東京アルク・田中志著)と言う本を先日まで図書館で借りて読みました。「たたき台」とは会社で完成した書類ではなく、会議でみんなで意見を言い合って完成させる為の下地となる書類で、完全無欠の内容にするのではなく突っ込みどころのある内容です。
これなどは「ノベル道場」等で作品を皆さんに見てもらいたたき台にするという意味でネット小説にもあてはまります。でもう一点この本にすごく重要な事が書かれていたのですがそれは
「例え欠点だらけのアイデアでも文句を言う人より最初に考えた人の方が偉く一番尊い」と言う事です。
つまらない作品であっても最初に考えた行為自体が最も尊くて、文句ばかり言う批判ばかりの人は正論でも全然偉くない、と言う事です。
もう一度読んで補記しておきますがある偉人が「何も作らず批判ばかりしている人の銅像が立った事等歴史上にない」と言う事です。オリジナルを作った人はとても尊いと言う事らしいです。
続いて
・クリティカルシンキング
ロジカルシンキングを更に発展させた事で、「何のために」「いつまでに」「どうやって」やるかを掘り下げ計画を立てて行きます。「期日」「方法」「数字」「手段」がポイントになります。
後「女性が活躍する職場を作りたい」ではダメで女性が具体的に会社で何をし何のために目指すかと言う事を説明できるようにしていきます。「グローバル人材の育成」ではダメで「どう言う人材」かをハッキリさせます。
「宇宙開発を進める」ではダメで「何年までに月に行く」にしなければダメであると言う事です。
ネット小説なら「いつまでにどれくらい書く」「PVどの位が目標」「どうやってPVを増やすか」と掘り下げて行きます。
さらに「現在」がどの地点で「目指すべき場所と姿」をハッキリさせます。書籍化したいとか。
今毎日PV20だから1000目指すとかですね。
「営業のパフォ-マンスが悪いなら」「何故?」を問い続けて行きます。
最後に
・マーケティングリサーチ
お客様の心理や好みを分析する事で商売にはこれが必須です。ネット小説だったらどうしたら関心を持ってもらえるか、読んでもらえるか等は「段階心理」「顧客深掘り」等が関わります。
いくつかの本から学びます。
・中身のアイデアと宣伝のアイデアが必要。
・お得意様、未認知、一般、離反型、積極型等分けて行く。
・実在する一人の顧客の心理を細部まで深堀りする。その為に読者にインタビュー「何故読んだのか、買ったのか」
・恐れずターゲットを絞る。一人でもよい、むしろ一人の深掘りが良い事も。
・客の購買までの心理分析「広告を見る」「認識」「気になる」「手に取る」「お金を出す」
・活動段階「訪問」「クリック」「メール開封」「リンククリック」精度の高い顧客プロファイル。
これとか。
続きは次回です。